犬塚駅

犬塚駅について

犬塚駅（いぬづかえき）は、福岡県久留米市三潴町玉満にある西日本鉄道（西鉄）天神大牟田線の駅で、駅番号はT34となります。久留米市で最南西に位置し、周辺の旧城島町や筑後市、八女市へのアクセスが良好です。2015年から西口が新設され、利用者にとって便利な環境が整いました。駅前にはタクシーの待機所や屋根付きの無料駐輪場、バス停などが設置されており、送迎や公共交通機関の便も充実しています。

歴史

年表

• - 1937年（昭和12年）10月1日：犬塚駅が開業。
• - 1966年（昭和41年）：駅舎が改築される。
• - 2008年（平成20年）5月18日：ICカードnimocaの利用が開始される。
• - 2015年（平成27年）8月1日：西口が開設され、自動改札機や券売機が設置される。
• - 2017年（平成29年）2月1日：駅ナンバリングを導入。
• - 2021年（令和3年）4月1日：駅が終日無人化され、集中管理システムが導入される。

また、犬塚駅前広場の整備計画が進められており、駅舎の反対側に新たな送迎用の道路や無料駐輪場が設置される予定です。

駅名の由来

犬塚駅という名前は、開業当初の所在地が三潴郡犬塚村であったことに由来しています。1955年に近隣の三潴村と合併し、その後2005年に久留米市に統合されました。近くの羽犬塚駅は異なる市町村に由来しているため、犬塚駅とは直接の関係はありません。

駅の構造

犬塚駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、福岡方面へのアクセスは西口を利用し、柳川・大牟田方面には東口を使用する形になります。2008年の複線化工事以前は単線区間であったため、駅前後が単線運行となっていました。

利用状況

2022年度の犬塚駅の1日平均乗降人員は992人です。近年は西口開設により利便性が向上したこともあり、利用者が増加しています。

駅周辺の施設

犬塚駅周辺には、住宅街や商業施設が点在しており、生活の利便性が高い地域です。駅近くには、森山タクシー、福岡県立三潴高等学校、ダイレックス三潴店、医療法人白壽会安本病院など、多様な施設が揃っています。また、朝夕の時間帯には送迎車の往来があり、利用客にとって便利な立地となっています。

今後の展望

犬塚駅の駅前広場や周辺の観光資源を活かした地域の活性化が期待されています。地域住民や観光客にとって、さらなる利用の促進が求められています。

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