八女市立上陽北汭学園

八女市立上陽北汭学園について

八女市立上陽北汭学園（やめしりつ じょうようほくぜいがくえん）は、福岡県八女市上陽町にある公立の義務教育学校です。この学校は、八女市で初めての小中一貫校として設立され、その後、義務教育学校へと移行しました。教育体制は『4・3・2制』を導入しており、地域の子どもたちに体系的な教育を提供しています。

学校の背景と誕生

この学校の起源は、2007年（平成19年）に遡ります。当時、北川内小学校と上陽中学校の統合を目指した小中一貫教育校の構想が発表されました。翌年の2008年（平成20年）には、両学校のPTAが統合され、小中一貫教育の試行が始まりました。この過程を経て、2009年（平成21年）4月1日に八女市立上陽北汭学園が正式に開校しました。

その後、多くの設備や体制が整備され、2011年（平成23年）には東校舎に新たな校舎が増築されました。さらに2012年（平成24年）には、施設一体型の校舎で小中一貫教育が本格的に開始されました。この際、職員室を一つに集約し、校長が1名、教頭が2名という体制に整え、組織の効率化が図られました。そして、2017年（平成29年）には義務教育学校への校種変更に伴い、名称が八女市立上陽北汭学園に改称されました。

学区と教育課程

上陽北汭学園の学区は、前期課程と後期課程でほぼ同じです。前期課程では、北川内第1から第5、久木原、下横山第1・第2、上横山第1・第2の地域が含まれています。後期課程も同様の地域が対象となっており、多くの子どもたちがこの学校で学んでいます。

アクセスと周辺環境

学校の近くには福岡県道52号八女香春線と福岡県道70号田主丸黒木線が通っており、交通の便も良好です。八女消防本部の上陽分署や上陽公民館も近隣に位置しています。学校へは堀川バス星野線を利用し、「下上名」バス停から徒歩約230メートル、または「祇園堂」バス停から徒歩約420メートルの距離となっています。ただし、交通の関係から「下上名」バス停の方が学校へのアクセスは近いです。

まとめ

八女市立上陽北汭学園は、地域に密着した義務教育を通じて、子どもたちが健やかに成長できる環境を整えています。小中一貫教育のプログラムを通じて、学びの深化を促し、未来を担う力強い人材を育てています。

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