八戸学院大学硬式野球部

八戸学院大学硬式野球部の概要

八戸学院大学硬式野球部（はちのへがくいんだいがくこうしきやきゅうぶ）は、北東北大学野球連盟に属するチームで、八戸学院大学の学生によって構成されています。1993年に八戸大学から改名し、「HACHIGAKU」の名でユニフォームが展開されています。

歴史

八戸学院大学硬式野球部は、1981年に八戸大学硬式野球部として設立されました。1993年には初めて1部に昇格し、東北福祉大学出身の藤木豊氏が監督に就任したことで、チームの強化に貢献しました。2001年の春季リーグでは、初の優勝を果たし、その後も強豪としての地位を固めました。

特に2001年には、青森大学を破り、川島亮と石川賢という二人の2年生投手を中心に全日本大学選手権に初出場。2002年には準々決勝で関東学院大学と対戦し、延長戦の末に敗れながらもベスト8進出を果たしました。2003年から2005年の間は、5季連続でリーグ優勝を果たし、その中で2004年には全日本大学選手権の準決勝にも進出しました。しかし、日本大学に敗れ、惜しくもベスト4に留まりました。

同じ年に開催された明治神宮野球大会にも初出場し、これ以降、毎年のように大会に顔を出す存在となりました。2007年には神宮大会での二度目の出場を果たしましたが、早稲田大学との準決勝で惜しくも敗退。2000年代に入り、青森大学や富士大学との間で熾烈な競争が繰り広げられるようになりました。

2010年には、全日本大学選手権でエースの塩見貴洋投手を擁して準決勝まで進出。優勝した東洋大学に敗北するものの、再びベスト4に進出する快挙を達成しました。2014年から2018年までは富士大学に10季連続でリーグ優勝を奪われる苦い時期が続きましたが、2019年春には大道温貴と中道佑哉の両エースの活躍により、6年ぶりのリーグ優勝を果たしました。

本拠地

チームの本拠地は青森県八戸市美保野にあります。ここで多くの成果をあげてきた期待の球団です。

実績

2022年度をもっての実績としては、リーグ優勝15回、全日本大学野球選手権大会への出場経験が7回、明治神宮野球大会大学の部への出場も4回があります。これにより、アマチュア野球界での強豪としての地位を確立しています。

主な出身者

八戸学院大学硬式野球部からは、プロ野球選手も数多く輩出されています。例えば、ヤクルトスワローズの川島亮投手や、中日ドラゴンズの石川賢投手、読売ジャイアンツの三木均投手などがその代表です。その他にも、東北楽天ゴールデンイーグルスの塩見貴洋投手や、埼玉西武ライオンズの秋山翔吾外野手といった名選手が在籍した経験があります。

まとめ

八戸学院大学硬式野球部は、長い歴史と豊かな実績を持つ大学野球チームであり、これからもさらなる発展を期待されています。地域の誇りとして、今後も競技を通じた仲間との絆を深め入れながら、成長していく姿が楽しみです。

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