八木隆行

プロレスラー、レフェリーとしての八木隆行

八木隆行は、1975年生まれの日本のプロレスラー、そしてレフェリーです。メキシコに渡り、闘龍門の7期生としてプロレスのキャリアをスタートさせました。

デビューからギミックチェンジ

2001年1月19日、八木隆行としてデビュー。当初は漁師ギミックのベビーフェイスとして活動していました。その後、「イタリアン・コネクション」に加入し、ヒールに転向。リングネームをペスカトーレ八木と改名しました。ペスカトーレはイタリア語で漁師の意味です。闘龍門JAPANでは、新井健一郎との抗争で、敗者髪伸ばしマッチに敗れ、坊主頭から髪を伸ばすことになりました。

2003年、T2P解散後はJAPANに合流。実家が千葉県のパン屋であることを告白し、フランスパンで相手を殴るというパン屋ギミックに変更。リングネームもベーカリー八木に改名しました。その後、レフェリーに転向。フロリダ・ブラザーズの試合でレフェリーを務め、コミカルな掛け合いで人気を集めました。フロリダ・ブラザーズ戦限定で、星条旗模様のシャツと大きなサングラスを着用していました。

覆面レスラー、ジョンソン・フロリダ

2004年、覆面レスラー「ジョンソン・フロリダ」として復帰し、レフェリー活動と並行して試合にも出場しました。Do FIXERとのカベジェラ・コントラ・マスカラマッチに敗れ、再び坊主頭になりました。フロリダ・ブラザーズ解散後は、レフェリーに専念していますが、選手としての引退はしていません。

レフェリー、そして大会本部長へ

2006年8月、神田裕之の復帰に伴い、大会本部長に就任。2021年8月には、斎藤了がDRAGON GATEのゼネラルマネージャー兼大会本部長に就任し、八木はレフェリーに専念することになりました。

得意技とエピソード

八木は、多彩な技を持っています。主なものとしては、渦巻きコロネ（旧：うず潮フィッシャーマン）、バターロール（旧：ヒレ折り固め）、タコつぼ固め、フランスパン攻撃などがあります。

また、試合中に相手の髪をちぎっては八木の頭に乗せるという行為がみられるなど、コミカルなエピソードも多くあります。レフェリー転向後も存在感が大きく、真面目なレフェリーから、お笑いまでこなせるキャラクターです。選手出身のため、ヒールレスラーに暴行を加えられると、逆に反撃することもあります。ユニット抗争が始まると、「面白そうだなぁ」と言ってマッチメイクをすることもあります。

ジョンソン・フロリダ

ジョンソン・フロリダは、八木と関係が深いとされる覆面レスラーです。ジャクソン・フロリダのパートナーとして登場し、フロリダ・エクスプレスの一員として活動。フロリダ・エクスプレス解散後も、ジョンソンとのユニット「スーパー・フロリダ・ブラザーズ」として不定期参戦しています。オープン・ザ・お笑いゲート王座を獲得したこともあります。

まとめ

八木隆行は、プロレスラー、レフェリー、そして覆面レスラーと、様々な顔を持つ人物です。コミカルなキャラクターと、確かな実力で、多くのファンを魅了しています。

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