八開村

八開村（はちかいむら）とは

八開村は、かつて愛知県西部の海部郡に存在した村です。西側を木曽三川の木曽川と長良川が流れ、岐阜県と接していました。

歴史

八開村は、1906年（明治39年）に海西郡の開治村・八輪村・六ツ和村の一部（大字塩田）が合併して誕生しました。当初は海西郡に属していましたが、1913年（大正2年）に海西郡と海東郡が合併したことで海部郡八開村となりました。

村名は、合併の際に八輪村と開治村の名前を組み合わせて名付けられました。合併当初は、従来の大字を継承した12の大字で構成されていましたが、1978年（昭和53年）に大字開治を解消し、大字鵜多須・上東川・下東川を新たに編成したため、14大字となりました。また、1977年（昭和52年）には中島郡祖父江町、1978年（昭和53年）には同郡立田村との間で境界変更が行われました。

2005年（平成17年）4月1日、八開村は海部郡の佐織町、佐屋町、立田村と合併し、愛西市が発足しました。この合併により、愛西市の人口は約65,000人となり、新市役所は旧佐屋町役場に設置されました。

地理

八開村は、木曽川と長良川という二つの大きな河川に挟まれた地域に位置していました。

河川: 木曽川、長良川

行政

八開村の最後の村長は、鷲野聰明氏でした。（在任期間：2001年6月7日 - 2005年）

教育

村内には、中学校と小学校がありました。

中学校
八開村立八開中学校
小学校
八開村立八輪小学校
八開村立開治小学校

交通

八開村内には国道は通っていませんでした。

主要地方道:

愛知県道8号津島南濃線

一般県道:

愛知県道120号津島海津線
愛知県道126号給父西枇杷島線
愛知県道128号給父清須線
愛知県道129号一宮津島線
愛知県道512号給父稲沢線

関連項目

愛知県の廃止市町村一覧

外部リンク

八開村ホームページ（2005/10/25アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

もう一度検索