公園通りで会いましょう

公園通りで会いましょう

『公園通りで会いましょう』は、2000年4月から2004年3月にかけてNHKで放送された、視聴者参加型の公開バラエティ番組です。この番組は、単なる情報番組に留まらず、時代を彩る様々なゲストを招き、トークやライブパフォーマンスを通じて、多角的な視点を提供していました。

番組の概要

番組のルーツは、ハイビジョン推進協会が実施した実用化試験放送（BS-9ch）内でNHKが制作した情報ワイド番組『ハイビジョンでこんにちは』、そして『ハイビジョンときめきワイド』（1998年 - 2000年3月）に遡ります。2000年にオープンスタジオ「テント2000みんなの広場」が完成した際、試験的に数回の公開生放送が実施され、これが発展する形で『公園通りで会いましょう』が誕生しました。

2000年4月には、ハイビジョン推進協会・実用化試験放送と衛星第2テレビにて『テントでセッション』というタイトルで放送が開始されました。その後、2001年10月には『テント○○ 公園通りで会いましょう』（○○には西暦が入る）とタイトルが変更されました。2001年度と2002年度には総合テレビでも定時放送され、一時『ミッドナイトチャンネル』でも録画放送されるなど、幅広い層に親しまれました。

番組の内容

番組では、レギュラーキャスター（声優の平野文やNHKアナウンサーなど2名程度が週替わりで出演）と、週替わりのパートナーが番組を進行しました。毎回、旬の人物がゲストとして招かれ、キャスターとの対談や、季節に合わせた話題、ライブパフォーマンスなどが繰り広げられました。公開放送ならではの一体感と、ゲストの魅力を引き出す演出が、番組の大きな魅力となっていました。

番組の終焉とその後

「みんなの広場」が恒常施設「みんなの広場ふれあいホール」へ移行するのに伴い、『公園通りで会いましょう』は2004年3月で惜しまれつつ終了しました。しかし、その精神は『お昼ですよ!ふれあいホール』（平日12:20 - 12:45、総合テレビ、2005年9月終了）へと継承され、形を変えながらも視聴者との触れ合いを大切にする姿勢は受け継がれていきました。

外部リンク

公園通りで会いましょうホームページ - ウェイバックマシン（2003年2月6日アーカイブ分）
テントでセッション - NHK放送史
* テント2001　公園通りであいましょう - NHK放送史

もう一度検索