六輪駅

六輪駅（ろくわえき）

六輪駅は、愛知県稲沢市平和町須ヶ脇に位置する名古屋鉄道（名鉄）尾西線の駅です。駅番号はBS02。旧中島郡平和町内では唯一の駅として知られています。

歴史

六輪駅は、その歴史の中で様々な役割を担ってきました。かつて特急が運行されていた時代には、特急停車駅としての機能を果たしていました。

1899年（明治32年）2月17日：尾西鉄道の駅として開業。
1925年（大正14年）8月1日：尾西鉄道が名古屋鉄道に買収され、尾西線の駅となる。
1967年（昭和42年）度：貨物営業廃止。
1968年（昭和43年）5月12日：特急停車駅となる。
1969年（昭和44年）7月6日：準急停車駅に降格。
1970年（昭和45年）12月25日：普通停車駅に降格。
1974年（昭和49年）3月17日：特急停車駅に昇格。
1975年（昭和50年）9月16日：急行停車駅に降格。
1977年（昭和52年）：普通停車駅に降格。
1983年（昭和58年）5月1日：無人化。
2008年（平成20年）3月14日：トランパス導入。
2011年（平成23年）2月11日：manaca導入。
2012年（平成24年）2月29日：トランパス供用終了。

駅構造

六輪駅は、相対式2面2線のホームを持つ地上駅です。現在は無人駅となっており、駅舎は上下両ホームにそれぞれ設けられています。改札内は構内踏切で繋がっており、ホーム間の移動が可能です。

かつて伊勢湾台風以前の時代には、駅周辺でウドやフキの栽培が盛んであり、貨物取り扱い駅として六輪駅から貨車に積み込まれ出荷されていました。現在、待避線跡は草むらとなっています。名鉄公式HPにはトイレ設置駅と記載されていますが、トイレは改札外に設置されています。

利用状況

「移動等円滑化取組報告書」によると、2023年度の1日平均乗降人員は997人です。

『名鉄120年：近20年のあゆみ』によると、2013年度当時の1日平均乗降人員は1,045人であり、名鉄全駅（275駅）中222位、尾西線（22駅）中17位でした。

『名古屋鉄道百年史』によると、1992年度当時の1日平均乗降人員は1,158人であり、岐阜市内線均一運賃区間内各駅を除く名鉄全駅（342駅）中212位、尾西線（23駅）中14位でした。

時代の流れとともに利用状況は変化していますが、地域住民の足として重要な役割を果たしています。

駅周辺

六輪駅周辺には、以下の施設があります。

ボナンザプラザヨシヅヤ平和店（1996年（平成8年）7月18日開店）
国道155号
六輪病院
六輪小学校
六輪幼稚園
六輪保育園

隣の駅

名古屋鉄道

BS 尾西線（名鉄一宮〜津島）

町方駅（BS01） - 六輪駅（BS02） - 渕高駅（BS03）

脚注

名古屋鉄道公式HP

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 六輪駅 - 名古屋鉄道

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