兵庫県立北須磨高等学校

兵庫県立北須磨高等学校の概要

兵庫県立北須磨高等学校は、神戸市須磨区に位置する県立の高等学校で、普通科の単位制を採用しています。当校は、第1学区に属しており、推薦入試は県全域からの受験者が可能です。周囲は須磨ニュータウンの住宅地や豊かな自然に囲まれており、静かな学びの環境が整っています。

学校の特徴

隣接する育英高校の野球グラウンドや、近くには神戸大学医学部保健学科のキャンパスも所在しています。制服は、男女ともにサックスブルーのネクタイを付けたブレザーで、統一感があり学生の身だしなみも重視されています。単位制に移行した際に私服へのアンケートが行われましたが、多くの学生からの支持を受けて制服が維持されました。さらに、創立50周年を機に新制服が導入され、よりシンプルでスタイリッシュなデザインへと生まれ変わりました。

ユネスコスクールとしての活動

この学校は、ユネスコスクールに指定されており、教育に関する国際的な教育理念を取り入れています。このような活動は、生徒たちの教育の質を高め、国際的な視野を広げることに貢献しています。また、学校の特産物である「プリンパン」は一時期絶品として有名でしたが、現在は販売されていません。創立当初にはプラネタリウムが設置されていましたが、現在は多目的ホールとして利用されています。天体観測は、特別教室棟の最上階にあるドームにて行われています。

傑出した進学実績

北須磨高校は、長い歴史を持ち、優れた進学実績を誇ります。特に国公立大学や有名私立大学への進学率が高く、毎年多数の生徒が合格しています。部活動も盛んで、運動部や文化部、多彩な委員会が活動しています。近年では、放送委員会や美術部などが全国大会への出場を果たすなど、成果をあげています。

沿革

1972年に神戸市立太田中学校内の仮設校舎にて開校し、翌年に現在の所在地に移転しました。その後、2002年に全日制普通科単位制高等学校に改組され、2015年にはユネスコスクールに加盟することが承認されました。これにより、学校の教育理念は国際的な基準に沿ったものとなっており、質の高い学びを提供する努力が続けられています。

学校の所在地

兵庫県神戸市須磨区友が丘九丁目23番地に位置し、交通の便も良好です。第二神明道路名谷インターチェンジから車で約20分で到達可能で、神戸市営地下鉄名谷駅からは徒歩12分、バス利用も便利です。

著名な出身者

この学校出身の著名な人物には、元ミュージックマガジン副編集長の野間易通氏や、フリーアナウンサーのあおい有紀氏、落語家の立川雲水氏、元プロ野球選手の桜井俊貴氏など多くの分野で活躍する卒業生がいます。

完璧な学び舎としての北須磨高校の高い教育水準は、多くの生徒にとって飛躍の場となっています。

もう一度検索