兵庫県立網干高等学校

兵庫県立網干高等学校の概要

兵庫県立網干高等学校は、兵庫県姫路市網干区新在家に位置する県立高等学校で、通称は網高（あみこう）、または「あぼし」として知られています。学区は第4学区に属しており、全日制課程と通信制課程の両方を提供している学校として、地域内では唯一の存在です。

統合の経緯

2022年7月、兵庫県教育委員会により、兵庫県立姫路南高等学校および兵庫県立家島高等学校との統合が発表されました。この統合に伴い、2025年度に新たな高等学校が設立されることになり、姫路南高等学校の校地が使用されることが決定しました。また新校名として「兵庫県立姫路海城高等学校」が公表されましたが、商標権に関する指摘が生じ、再検討が行われています。

学校の歴史

網干高等学校の開設準備室は1978年11月1日に設置され、翌年4月1日に正式に開校しました。開校当初は、定時制課程も提供していましたが、1986年にその課程は廃止され、現在は全日制課程と通信制課程のみが提供されています。通信制課程は県全域から生徒を受け入れ、全日制課程では高砂市からの通学も可能です。

年表

• - 1978年11月1日: 開設準備室が設置
• - 1979年1月1日: 開設準備室を兵庫県立姫路南高等学校に移設
• - 1979年3月14日: 校名が兵庫県立網干高等学校に決定
• - 1979年4月1日: 学校が開校、定時制課程と通信制課程の設置
• - 1983年11月1日: 定時制課程の募集停止
• - 1986年3月31日: 定時制課程が廃止
• - 1999年4月1日: 通信制課程が単位制に移行
• - 2022年7月14日: 統合が発表される
• - 2022年11月17日: 2025年度の新校設立場所が決定

学科構成

網干高等学校は、全日制課程として普通科を持ち、通信制課程も併設しています。通信制課程においては、兵庫県内にある複数の協力校と連携し、スクーリング（面接授業）を実施しています。

地理と交通アクセス

学校は山陽電鉄山陽網干駅から南へ約2キロメートルの距離にあり、アクセスしやすい位置にあります。また、ウイング神姫ダイセル前駅からも南西へ約1キロメートルで、こちらの便は少ないとされています。

著名な卒業生

網干高等学校からは、著名な落語家である三遊亭萬次郎などが卒業生として知られています。

まとめ

今回の統合が進む中、兵庫県立網干高等学校は教育の多様性を重視し、地域に貢献する存在であり続けます。今後も新しい展開が期待されるため、注目が集まっています。

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