兵庫県道・京都府道56号但東夜久野線

兵庫県道・京都府道56号但東夜久野線

兵庫県道・京都府道56号但東夜久野線は、兵庫県豊岡市但東町から京都府福知山市夜久野町へと通じる主要な府県道のひとつです。両府県を跨ぐ重要な地域間連絡道路として機能しています。

路線の概要

本路線の起点は、兵庫県豊岡市但東町出合市場に位置する「合橋小学校前交差点」です。ここでは国道426号と接続しており、豊岡市但東町地域の主要な交通結節点から出発します。

一方、終点は京都府福知山市夜久野町高内です。ここでは国道9号に接続しており、主要国道へのアクセスを担っています。起点から終点までの総延長は約7.512キロメートルと比較的全長の短い主要地方道です。

路線の歩み

この路線が主要地方道として国の建設省（現在の国土交通省）によって初めて指定されたのは、1976年（昭和51年）4月1日のことです。この指定により、地域にとって重要な道路として位置づけられました。

指定を受けて、翌1977年（昭和52年）には関係する府県による路線の認定が行われました。京都府が主要地方道として認定し、この際に路線番号が「56号」と定められたのは同年6月9日です。

同時期、兵庫県も主要地方道として認定しましたが、当初の整理番号は「74号」と異なっていました（認定は同年8月30日）。両府県で異なる番号が付与されていた時期がありました。

その後、1993年（平成5年）5月11日には、建設省により主要地方道として改めて再指定されています。

兵庫県側の整理番号が京都府側と統一され、「56号」に変更されたのは、1994年（平成6年）4月1日のことです。この変更により、現在の「兵庫県道・京都府道56号」として整理番号が統一されました。

現在の状況

本路線は、その経路の一部で他の主要地方道と共用する区間があります。具体的には、京都府福知山市夜久野町平野地区において、兵庫県道・京都府道63号山東大江線と短い区間ながら経路を共有しています。

沿線の地理と施設

本路線は、以下の自治体を通過します。

兵庫県豊岡市
京都府福知山市

沿線では、いくつかの主要な道路と交差または接続しています。

国道426号（起点）
国道9号（終点）
兵庫県道・京都府道63号山東大江線（重複区間）

また、沿線には以下のような施設や自然があります。

豊岡市立合橋小学校（路線の起点付近に位置します）
桂昌寺
牧川（地域によっては板生川とも呼ばれる川です）
* 瑞林寺

このように、兵庫県道・京都府道56号但東夜久野線は、両府県の市町を結び、地域住民の生活や経済活動を支える重要な幹線道路としての役割を果たしています。短いながらも、国道や他の主要地方道と接続し、地域の交通ネットワークの一部を形成しています。

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