兵庫県道160号奥野コウノトリの郷停車場線

兵庫県道160号奥野コウノトリの郷停車場線

兵庫県道160号奥野コウノトリの郷停車場線（ひょうごけんどう160ごう おくのコウノトリのさとていしゃじょうせん）は、兵庫県豊岡市内を走る一般県道の一つです。地域の主要な駅である「コウノトリの郷駅」と周辺地域を結ぶ役割を担っています。

概要

この路線は、兵庫県豊岡市奥野の京都府道・兵庫県道703号永留豊岡線との交差地点を起点としています。終点は、同じく豊岡市下宮にあるコウノトリの郷停車場、具体的には北近畿タンゴ鉄道宮津線のコウノトリの郷駅前です。終点では、兵庫県道239号下宮六地蔵線が起点として接続しています。総延長は5.147キロメートルとなっており、比較的短い距離の県道です。重要な経過地は指定されていません。

歴史

兵庫県道160号線は、1970年（昭和45年）に兵庫県告示第949号によって、奥野但馬三江停車場線として路線認定を受けました。認定当初からの整理番号は10番でした。

その後、2015年（平成27年）4月1日付で、兵庫県告示第296号により路線の名称が変更されました。これは、路線の終点に位置する駅の名称が、それまでの「但馬三江駅」から「コウノトリの郷駅」に改称されたことに伴うものです。駅名変更に合わせて、県道の名称も終点駅名を含む現在の「奥野コウノトリの郷停車場線」へと改称されました。

路線状況

この県道は、全線が兵庫県豊岡市内を通過しています。路線の特徴として、一部区間で他の国道と重複しています。

• - 重複区間

豊岡市鎌田にある鎌田交差点から、終点である豊岡市下宮までの区間は、国道312号と重複して指定されています。この区間を走行する際には、県道160号としての標識と合わせて国道312号の標識も確認することができます。

地理

• - 通過する自治体

兵庫県豊岡市のみを通過します。

• - 主な接続道路

- 起点：京都府道・兵庫県道703号永留豊岡線
- 終点：兵庫県道239号下宮六地蔵線（起点として接続）、国道312号（重複区間）

• - 交差する鉄道

北近畿タンゴ鉄道宮津線と交差しています。終点はこの路線のコウノトリの郷駅に近接しています。

• - 沿線施設

この県道の沿線には、地域の教育機関である豊岡市立三江小学校があります。また、終点付近には、この路線の名称にもなっている北近畿タンゴ鉄道宮津線のコウノトリの郷駅があり、地域の交通拠点として多くの人々に利用されています。

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