兵庫県道219号姫路停車場線

兵庫県道219号姫路停車場線は、兵庫県姫路市内を南北方向に走る一般県道です。その名の通り、姫路駅と市街地を結ぶ重要な役割を果たしています。正式名称は「ひょうごけんどう219ごう ひめじていしゃじょうせん」と読みます。

概要

本路線の起点は、姫路市南駅前町にあるJR姫路駅前に位置します。ここは、JR西日本の山陽本線、姫新線、播但線、山陽新幹線、そして山陽電気鉄道本線の各線が乗り入れる姫路駅の正面にあたり、兵庫県道401号中島姫路停車場線および兵庫県道402号白浜姫路停車場線の終点でもあります。終点は、姫路市下寺町にある下寺町交差点です。この交差点は主要幹線道路である国道2号と接続しており、また国道372号の終点でもあります。県道219号は、姫路駅前から下寺町交差点までの総延長1.649キロメートルの道のりです。

路線状況

兵庫県道219号には、他の道路と重複する区間や、特殊な交通規制が設けられている区間があります。

重複区間としては、まず起点から姫路市北条にある姫路駅南交番前交差点まで、兵庫県道401号中島姫路停車場線と並走します。また、起点から姫路市北条地区の一部にかけては、兵庫県道402号白浜姫路停車場線とも重複しています。さらに、姫路市北条口3丁目の北条口3交差点から、姫路市神屋町6丁目の巽橋交差点までの間では、姫路市道十二所前線とも重複しています。

交通規制に関しては、北条口3交差点から終点の下寺町交差点までの区間が、終点側から起点側への一方通行となっています。この一方通行区間は、重複している姫路市道十二所前線と一体的に運用されており、市街地の交通スムーズ化に貢献しています。

地理

兵庫県道219号が通過する自治体は、全て兵庫県姫路市内に収まっています。

沿線には、以下の主要な道路や鉄道、施設が存在します。

交差・接続する主な道路

兵庫県道401号中島姫路停車場線（起点 - 姫路駅南交番前交差点で重複）
兵庫県道402号白浜姫路停車場線（起点 - 姫路市北条で重複）
姫路市道十二所前線（北条口3交差点 - 巽橋交差点で重複、一部一方通行）
国道2号（下寺町交差点で接続）
国道372号（下寺町交差点で接続、終点）

近接または立体交差する主な鉄道

山陽新幹線
山陽本線
播但線
山陽電気鉄道本線
（これらの路線は、起点の姫路駅で集中しています）

沿線施設

JR西日本各線・山陽電気鉄道本線 姫路駅：本県道の起点であり、主要な交通拠点です。

道路施設

* 三国橋：外堀川に架かる橋梁です。

兵庫県道219号姫路停車場線は、姫路市の玄関口である姫路駅と市街地東部を結ぶ、地域交通において重要な役割を担う路線です。駅へのアクセス路としてだけでなく、周辺地域の生活道路としても機能しています。

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