兵庫県道37号三田後川上線

兵庫県道37号三田後川上線

兵庫県道37号三田後川上線（ひょうごけんどう37ごう さんだしつかわかみせん）は、兵庫県南東部の三田市から丹波篠山市を結ぶ主要地方道です。

路線概要

本路線の起点は三田市三輪にある三輪交差点で、国道176号に接続しています。終点は丹波篠山市後川上に位置し、兵庫県道12号川西篠山線と交差します。路線全体の長さは約22.3キロメートルにおよびます。

路線の特徴と走行上の注意点

特に三田市小柿から丹波篠山市後川下にかけての約4.5キロメートルの区間は、道路の幅員が狭く、対向車とのすれ違い（離合）が困難な場所が多く存在します。この区間は山間部の地形に沿っており、カーブが連続し、崖に面した箇所では見通しが悪くなることがあります。部分的に二車線程度の幅がある場所や、対向車を待つための待避スペースも設けられていますが、全体としては十分な道幅が確保されていないため、運転者は速度を控えめにし、特にカーブを曲がる際や見通しの悪い場所では対向車の接近に十分注意を払う必要があります。安全な通行のためには、慎重な運転が求められる区間と言えます。

歴史

この路線は、1993年（平成5年）5月11日に建設省（現在の国土交通省）によって、重要な幹線道路網の一部として主要地方道に指定されました。これにより、地域における交通の円滑化やネットワーク強化における重要性が位置づけられています。

重複区間

路線の途中、三田市小柿から終点の丹波篠山市後川上までの区間は、兵庫県道309号福住三田線と重複しています。

通過する自治体

本路線は、以下の2つの市を通過します。

兵庫県三田市
兵庫県丹波篠山市

主な交差道路

国道176号（三田市三輪・三輪交差点、起点）
兵庫県道68号川西三田線、兵庫県道570号有馬富士公園線（三田市志手原・有馬富士公園口交差点）
兵庫県道49号三田篠山線（三田市志手原・志手原交差点）
兵庫県道323号上佐曽利木器線（三田市木器）
兵庫県道507号島川原線（三田市川原）
兵庫県道309号福住三田線（三田市小柿）
* 兵庫県道12号川西篠山線、兵庫県道309号福住三田線（重複）（丹波篠山市後川上、終点）

この路線は、三田市と丹波篠山市を結ぶ地域交通において重要な役割を担っていますが、特に山間部の狭隘区間では注意が必要です。

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