内田潤一郎

内田潤一郎は、1961年7月14日に東京で生まれました。父は舞台装置家の内田喜三男、母は稚内出身で大学で体育教授を務める恵子です。幼少期から演劇や芸術に触れる機会が多く、それが後の彼の活動に大きな影響を与えました。

小学校から高校までは学業に励む傍ら、野球に打ち込みました。高校時代は野球部のセンターとして、東東京大会でベスト4に進出するほどの腕前でした。しかし、浪人中に父の縁で参加した劇団民藝の野球部で右肩を負傷し、現役を断念せざるを得なくなりました。

その後、文学座演劇研究所で演劇を学び、1986年に劇団民藝に入団しました。以来、俳優として数々の舞台に出演し、その演技力が高く評価されています。主な出演作品には、『子午線の祀り』、『民衆の敵』、『リア王』、『アンナ・カレーニナ』などがあります。また、劇団内外で演出家や舞台美術家としても活動し、その才能を発揮しています。

内田潤一郎の趣味は多岐にわたります。絵を描くこと、ギターを弾くこと、音楽編集、掃除、車、キャンプ、Macを扱うこと、木工家具作り、ガーデニング、ハーブ栽培、犬の散歩など、多彩な趣味を持っています。子供の頃は、夏休みに毎年母親とともに稚内に帰省していたそうです。

彼はテレビドラマにも出演しており、はぐれ刑事純情派や火曜サスペンス劇場、仮面ライダーカブトなどに出演しています。また、ラジオドラマにも出演しており、NHKの風はまだ止まないやみんな大好きなどに出演しています。

内田潤一郎は、俳優、演出家、舞台美術家として多才な才能を発揮し、日本の演劇界に貢献しています。彼の今後の活躍が期待されます。

主な舞台出演作品

子午線の祀り（1990年、1992年、1999年、2004年）
民衆の敵（1991年）
リア王（1992年）
おはなはん（1994年）
熊楠の家（1995年）
初恋（1996年）
グラバーの息子（1997年）
根岸庵律女（1998年）
アンナ・カレーニナ（2000年）
オットーと呼ばれる日本人（2000年）
バーディ（2001年）
その人を知らず（2002年）
信濃坂（2003年）
火山灰地（2005年）
沖縄（2007年）
白バラの祈り（2007年）
喜劇 ファッションショー（2011年）
無欲の人（2013年）
* コラボレーション（2014年）

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