内藤重人

内藤重人 (ないとう しげと)

内藤重人は1965年12月28日生まれの日本のプロ野球コーチで、選手としてのキャリアは持っていないものの、アマチュアの野球選手および十種競技の選手として活動してきました。彼は、選手としての実績以上に、専門的な知識と経験を基にしたコーチングで知られています。

来歴と人物

内藤は長野県小諸市で育ち、小諸高校を卒業後、日本大学に進学しました。大学では硬式野球部に所属し、野球を続けていたものの、自身の陸上競技への適性を感じ始め、体育指導者としての未来を考慮して中退。この後、日本体育大学の体育学部に再入学し、そこで新たな道を切り開くこととなります。

大学入学後、内藤は野球部を離れ、大学2年生から十種競技に転向。その実力を発揮し、大学3年生時には関東インカレで優勝、全国大会である日本インカレでも3位となりました。その後、大学を卒業し助手として勤務する傍ら、コンディショニングに関する専門的な知識を深めるためにアメリカのアリゾナ州立大学で3年間の留学を経て帰国しました。

1999年、内藤はプロ野球界に身を投じ、コンディショニングコーチとして入団しました。以降、読売ジャイアンツでのキャリアを重ね、2007年からは二軍トレーニングコーチに就任。2012年から2015年まで一軍トレーニングコーチとして活動し、選手たちのパフォーマンス向上をサポートしました。特に高橋由伸選手の腰痛からの復帰を支えたことが大きな成果とされています。また、2017年にはリハビリ担当の巡回トレーニングコーチを務め、特に外国人選手のリハビリテーションにも関与しました。

2018年にジャイアンツを退団後、内藤は国内外での医療情報に精通した専門家として、現在もアスリートのリハビリやコンディショニングに関する活動を行っています。さらに、2000年からは大学において講師としても勤務し、医療資格も取得しています。

2023年より、内藤重人は韓国のプロ野球チーム、サムソンライオンズのコーチに就任し、新たな挑戦を始めました。選手たちに必要な知識と技能を伝え、さらなる成長を助ける役割を果たしています。

背番号 (選手時代)

• - 1999年: 99
• - 2000年 - 2001年: 89
• - 2002年 - 2007年: 99
• - 2007年 - 2009年: 80
• - 2010年: 121
• - 2011年 - 2013年: 102
• - 2014年 - 2015年: 98
• - 2016年 - 2017年: 105
• - 2018年: 103
• - 2023年 - 現在: 72

内藤重人はその豊富な経験と専門的な知識を活かし、現在も陸上競技やコンディショニングの分野で多くのアスリートに貢献しています。

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