冨山浩之介

冨山 浩之介（とみやま こうのすけ）

冨山浩之介は、1983年4月17日生まれの日本のプロボクサーで、千葉県市川市を故郷としています。彼はワタナベボクシングジムに所属し、元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者としての経歴を有しています。

来歴

冨山は2004年2月23日に、船橋ドラゴンボクシングジムのボクサーとしてデビューを果たします。この試合で、彼は4ラウンドTKO勝利を収め、プロとしての第一歩を踏み出しました。さらに、彼は2005年12月8日に全日本バンタム級新人王のタイトルを獲得し、これにより自らの名を広めることとなります。

その後、冨山は2006年にA級トーナメント決勝で畠野幸雄を下して優勝し、その1か月後に彼の息子が誕生しました。2007年9月にワタナベボクシングジムに移籍するものの、初戦で寺畠章太に10ラウンドTKO負けを喫し、厳しい洗礼を受けました。

2008年には再び光を見いだし、タイスーパーフライ級チャンピオンのノラシン・ギャットプラサーンチャイに対し、8ラウンド判定勝利を収めます。そして同年6月7日、河野公平が返上した空位のOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦でノラシンを相手に2-1判定で勝利し、王座を獲得しました。試合後には、息子をリングに上げ喜びを分かち合う姿が印象的でした。

冨山はその後も精力的に試合を行い、2008年9月20日には東洋同級6位の相澤国之との防衛戦で12ラウンドTKO勝利を収め、防衛に成功します。しかし、2009年1月27日には世界タイトル挑戦を決意し、OPBF王座を返上しました。4月11日には名城信男との試合に挑むものの、8回TKO負けを喫し、その直後に引退を決意しましたが、後にその決定を撤回。再びバンタム級へ階級を戻します。

同年8月1日には井川政仁とのバンタム級8回戦で勝利を収め、復活を果たしますが、12月28日には本田秀伸との対戦で判定負けを喫します。2010年12月13日をもって再度引退することが知られましたが、2012年に復帰。江藤大喜との一戦では6ラウンドTKO負けを喫しました。 その後、再び日本ランキングに戻るため、2012年8月10日に野崎雅光との8回戦で勝利を収めます。

2013年には、マカオでの試合に登場し、21戦全勝のジェネシス・セルバニアと対戦しました。この試合では、初回にダウンを奪うも、その後は両者の打ち合いになる展開に。最終的には、負傷判定により惜しくも敗北しました。

戦績

冨山浩之介のプロボクシング戦績は、33戦で24勝（うち8KO）、8敗、1分です。彼はその闘志と努力で多くのファンを魅了し続けています。

獲得タイトル

• - OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座（防衛1回、返上）

関連項目

• - 男子ボクサー一覧
• - 東洋太平洋ボクシング連盟（OPBF）王者一覧

外部リンク

• - ワタナベボクシングジム公式サイト
• - 冨山浩之介の戦績 - BoxRec（英語）

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