出口彩香

出口 彩香（でぐち あやか）

出口彩香は1992年7月15日生まれで、神奈川県茅ヶ崎市で育ちました。彼女は元女子プロ野球選手であり、日本代表の内野手としても名を馳せました。また、指導者としての道を進み、2025年から埼玉西武ライオンズ・レディースの監督を務めることが決まっています。

経歴

プロ入り前

幼少期から、出口は地元の学童スポーツ少年団や中学校のボーイズチームで野球を楽しんでいましたが、その後の進路として、駒沢学園女子高校の女子硬式野球部に入部。この高校での経験が彼女の野球人生において重要な転機となりました。高校卒業後は、尚美学園大学の女子硬式野球部に進み、多くのトップ選手たちと切磋琢磨しました。ここでの活躍が認められ、2012年と2014年にはIBAF女子ワールドカップの日本代表に選出され、国際舞台でもその才能を示しました。

プロ入り後

2015年、出口は女子プロ野球の京都フローラに入団しプロとしてのキャリアをスタートさせました。しかし、シーズン途中で埼玉アストライアに移籍。ここでも彼女は内野手としてチームの中心選手として活躍しましたが、2016年シーズン終了後には退団を決意しました。

プロ退団後

プロを退いた出口は2017年から2019年までクラブチームのハナマウイに所属し、新たな挑戦を続けました。その後、2020年に埼玉西武ライオンズ・レディースに移籍し、新たな背番号6で挑むことに。2024年には現役引退を発表し、2025年からは監督として新たなスタートを切る予定です。

詳細な数字と記録

彼女のプロキャリアにおけるデータも注目されます。初出場は2015年3月28日、兵庫ディオーネ戦で9番・遊撃手として出場し、その打席で捕邪飛を打ちました。さらに2020年には初安打を記録し、埼玉アストライア相手に左前安打を放って多くの期待を集めました。また、2016年には一試合で2三振を記録するなど、彼女の技術は確かなものでした。

表彰歴

出口はその卓越した実績により、2012年には茅ヶ崎市民栄誉賞も受賞しています。これは、彼女の地元における存在感と貢献を評価するものであり、地域からも多くの支持を受けている証拠と言えるでしょう。

代表歴

彼女は日本代表チームとしても長い歴史を持っており、2012年や2014年のIBAF女子ワールドカップ、また2018年のWBSC女子野球ワールドカップに出場しています。2021年と2024年の大会にも参加し続け、最近では2023年の女子野球アジアカップでも代表チームとしての参加が決まっていることから、出口の影響力と実力が伺えます。

出口彩香は、今後も女子野球の発展に寄与し、指導者としても大きな役割を果たすことが期待されています。

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