初音舞

初音 舞（はつね まい）

初音舞（本名：板橋史子）は、1978年12月25日生まれの競技麻雀プレイヤーで、東京都出身です。彼女は麻雀界での数々の栄光を率いるプロ雀士として知られています。血液型はB型で、彼女の持つ独特の個性がファンやプレイヤーに支持されています。

プロフィールと経歴

初音舞のキャリアは2002年に本格的にスタートしました。その年、彼女は「第1回麻雀さんクイーンカップ」に出場し、オーラスの重要な局面での劇的な逆転勝利を収めました。この勝利は、観客と実況者を驚かせるものであり、彼女の名を広めるきっかけとなりました。また、同じ年の10月23日には「2002世界麻雀選手権大会」での個人部門で優勝し、麻雀界初の女性世界チャンピオンとして名を馳せることとなります。

その後、彼女はさまざまな麻雀大会に出場し、多くのタイトルを獲得していきます。2005年にはオランダのナイメーヘンで開かれた「第1回オープン欧州麻雀選手権」で第2位に輝き、同年の年越し麻雀番組『麻雀 BATTLE ROYAL 2006』でも優勝を果たしました。これらの成果は、彼女の技量と戦略的思考が高く評価される要因となっています。

移籍と活動

2016年3月、初音舞は新たにRMU（レディース麻雀連盟）に移籍しました。以降は、ニコニコ生放送の「麻雀スリアロチャンネル」を運営し、司会としても活躍しています。麻雀の国際公式ルールの普及活動にも力を入れており、麻雀の認知度を高めるための啓発活動を続けています。

自身のスタイル

初音舞は、自身を「麻雀界のお笑い芸人」または「麻雀界の芸人評論家」と称しており、楽しみながら麻雀に取り組む姿勢が特徴的です。このユニークな自己表現は彼女のファンに愛されています。彼女は、麻雀が単なるゲームにとどまらず、芸術やエンターテインメントとしても楽しむべきものだと考えているようです。

主な獲得タイトル

• - 個人戦

- 第1回麻雀さんクイーンカップ 優勝
- 2002世界麻雀選手権大会個人部門 優勝
- 第1回オープン欧州麻雀選手権 2位

• - 団体戦

- 麻雀 BATTLE ROYAL 2006 優勝

著書とメディア出演

初音舞は著書「麻雀国際公式ルール戦術本 世界チャンピオン初音舞の世界に勝つ」を2005年に出版しました。この本は、麻雀の技術を探求する人々に向けたありがたい指南書として広く受け入れられています。また、テレビ番組「モンド21麻雀プロリーグ」にも定期的に出演しており、彼女のプレイスタイルや戦略が多くの視聴者に影響を与えているのが特徴です。

まとめ

初音舞は、麻雀界における重要な存在であり、彼女の活動は多岐にわたります。プレイヤーとしての卓越した技術、エンターテイナーとしての魅力、指導者としての姿勢が、彼女を一層際立たせています。これからの彼女のさらなる活躍に期待が寄せられます。

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