前田修司

前田修司氏は、1952年9月27日生まれの日本の経営者です。鹿児島県出身。

1975年に早稲田大学理工学部を卒業されました。大学での学びを経て、社会へと進出します。

1981年に株式会社セコムに入社し、同社でのキャリアをスタートさせました。セコムでは、長年にわたり技術畑でその専門性と手腕を発揮します。

特に、同社のサービス開発において重要な役割を果たし、「ココセコム」といった革新的なセキュリティサービスの開発にも深く関与しました。その技術者としての経験と知見は、セコムの事業展開において重要な礎となりました。

技術部門での実績を積み重ねた後、経営の舞台へと移ります。1997年6月には取締役に就任し、経営陣の一員となりました。その後も順調に昇進を続け、2000年6月には常務、2009年6月には副社長に就任し、経営の中枢で責任ある立場を担うようになります。

そして、2010年1月には代表取締役社長に就任し、セコムグループ全体の最高経営責任者として、その舵取りを任されました。社長として指揮を執った後、2014年6月には代表取締役会長に就任。経営の重鎮として、企業の更なる発展に向けた指導的な役割を果たしました。

会長職を退いた後も、セコムとの関わりは続き、2016年5月からは特別顧問として、その豊富な経験と知識をもって同社に助言を行っています。

前田氏のキャリアは、技術者としての深い専門知識と、経営者としてのリーダーシップが融合したものであり、セコムの成長に多大な貢献をした人物として知られています。

もう一度検索