前田怜緒

前田怜緒（まえだ れお）は、1997年生まれの日本のプロバスケットボール選手です。身長191cm、体重83kgで、シューティングガードとスモールフォワードを主なポジションとしています。現在はBリーグB2のアルティーリ千葉に所属し、背番号5を背負って活躍しています。

経歴

前田選手は、東北高等学校に進学し、3年次にはウィンターカップに出場。ベスト16に進出しました。また、宮城国体のメンバーとして、後にNBA選手となる八村塁選手と共にプレーし、和歌山国体では準優勝を果たしました。

白鷗大学に進学後、4年次には春の関東トーナメントで優勝し、自身もMVPを受賞。インカレではベスト4に進出し、優秀選手賞（大会ベスト5）を受賞しました。また、U-22日本代表にも選出されるなど、着実に力をつけていきました。

2019-20シーズンには、特別指定選手として滋賀レイクスターズに加入し、プロのキャリアをスタートさせました。翌2020-21シーズンからはプロ契約を結び、本格的にプロ選手としての道を歩み始めます。

2021-22シーズンには、信州ブレイブウォリアーズへ移籍し、背番号は15に。同時期に入団した熊谷航選手、岡田侑大選手と共に「信州の若手三銃士」と呼ばれ、チームの人気を牽引しました。

2022-23シーズンには、ポイントガードの生原秀将選手の負傷により、本来のポジションではないポイントガードも務め、チームを支えるなど、ユーティリティ性も発揮しました。

また、2022年5月22日のブースター感謝祭では、ジョシュ・ホーキンソン選手と「Official ヤングスカイボーイズ」を結成し、歌を披露。そのパフォーマンスが話題を呼び、チーム公式グッズとして関連グッズが販売されるほど人気を博しました。翌2023年5月14日のブースター感謝祭でも再び歌を披露し、その様子は地元テレビ局でも放送されました。

2023年、アルティーリ千葉に移籍。新たなチームでの活躍が期待されています。

人物

大学時代、並びに滋賀時代に着用していた背番号77は、「選手紹介で最後に呼ばれるから」と「地元(宮城県)には七十七銀行という地方銀行があるから」という2つの意味を込めて選んだと語っています。

前田選手は、高い身体能力とシュート力を持ち味とする選手である一方、ポイントガードもこなせるユーティリティ性、更にはエンターテイナー性も兼ね備えており、今後の活躍が期待される注目の選手です。

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