生原秀将

生原 秀将のプロフィール

生原秀将（いくはら しゅうすけ）は1994年5月24日生まれのバスケットボール選手で、現在はBリーグの信州ブレイブウォリアーズに所属しています。身長180cm、体重80kgの彼は、主にポイントガードとしてプレーしています。

生原の来歴

彼は小学生時代からバスケットボールを始め、徳島市富田中学校に進学しました。中学校時代から地元のバスケットボール界で知られていましたが、進学先にはバスケットボールの強豪校ではなく、徳島市立高校を選びました。この学校での活動は、彼の未来に大きな影響を与えました。高校では、ウインターカップや全国総体などの大会に出場し、U-18の日本代表チームに選出されるなどしっかりと実績を積み重ねました。高校卒業後は、筑波大学に進学し、バスケットボールの名門校でさらなるスキルを磨きました。

大学では吉田健司監督の指導のもとで成長し、最後の年にはキャプテンも務めました。筑波大学のバスケットボール部の卒業生としては、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの満田丈太郎や、横浜ビー・コルセアーズの小原翼など、今も活躍している選手が多く、刺激に満ちた環境でした。2017年には栃木ブレックスに特別指定選手として加入し、プロの舞台でも存在感を示すことになります。

プロキャリア

プロとしてのスタートは栃木ブレックスからでした。最初のシーズンには11試合に出場し、チームのB1優勝に貢献します。その後、シーズンを通じて契約を続けていきましたが、ポイントガードの競争が厳しくスターティングメンバーには定着できませんでした。2018年にはシーホース三河に移籍し、スターティングメンバーとして活躍するチャンスを得ます。しかしシーズンの後半では対戦チームにより出場時間が削られることもありました。

2019年には横浜ビー・コルセアーズへの移籍を発表し、これまでの経験を活かして新たなチームで活躍を目指しました。2020-21シーズンにはチームキャプテンとなり、チームを率いる存在となったものの、怪我に苦しむこともありました。このシーズンを経て、2022年には信州ブレイブウォリアーズと契約し新たに挑戦を始めました。

プレースタイルと評価

生原は、そのプレースタイルにおいて、ハンドリング技術や得点能力、さらにリーダーシップに高い評価を受けています。彼の目指す理想のポイントガード像は「弱点のないオールラウンダー」であり、さまざまなプレイスタイルに対応できるのが強みです。また、自身のプレーにおける持ち味は、技術よりも気持ちを重視しているという点で、試合の流れに乗る形でのパフォーマンスを心がけています。

プライベートと人柄

さらに、生原はバスケットボール選手としてだけでなく、プロのキャプテンとしての在り方を学ぶため、先輩選手からの影響を受けながら成長し続けています。表面的な魅力はないと思いつつも、選手間での人間関係やバスケットボールに対する情熱が彼の強みです。2019年には「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦」で6位に入賞したこともあり、その人気も伺えます。

生原秀将は、今後の更なる成長が期待される選手であり、彼のキャリアから目が離せません。

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