剣と魔法と学園モノ。3D

剣と魔法と学園モノ。3Dについて

『剣と魔法と学園モノ。3D』は、2011年7月7日にアクワイアから発売された3DダンジョンRPGです。この作品は、同じストーリーを背景にしたPlayStation Portable向けソフト『剣と魔法と学園モノ。Final 〜新入生はお姫様!〜』と関係します。物語は前作から1年後を舞台にしており、モーディアル学園を中心に展開され、前作のキャラクターも再登場します。

新機能と操作性の向上

『3D』では、ジャイロセンサーによるアラウンドビューや3D立体視機能など、ニンテンドー3DSならではの新要素が加わっています。加えて、操作性の改善も図られており、すれちがい通信機能にも対応しているため、他のプレイヤーとの協力プレイも可能です。これにより、プレイヤー同士の交流が促進され、より楽しい体験を提供しています。

前作からの変更点

基本的に前作の流れを引き継ぎつつ、新たな変更点もいくつか追加されています。主な変更点は以下の通りです。
1. キャラメイクの堕天使バージョン: セレスティアのキャラクタークリエーションオプションに、堕天使仕様（黒い羽）を追加。
2. 制服の選択: ストーリーはモーディアル学園ですが、他の3学園の制服を選ぶことが可能になりました。
3. ペットシステム: 戦闘時にサポートを提供するペットを飼うことができるようになった。
4. アイテム整理: 効果の似たアイテムが統一され、扱いやすくなった。
5. 施設の統合: 実験室と購買部、保健室と学生寮が統合されています。
6. 錬金術の簡素化: アイテムの分解機能が廃止され、よりシンプルなシステムになった。
7. アイテムの保管: 4つの学園で共同の倉庫が利用可能に。これにより、移動先の学園でもアイテムの引き出しができます。
8. サブ学科の追加: 学科の選択が多様化し、プレイヤーはゲーム開始時からサブ学科を選べるようになりました。

『3D』と『PSP版』の違い

同じくモーディアル学園を舞台にした『PSP版』との違いは明らかです。『PSP版』は後発として、ストーリーは共通ながらも仕様に若干の変更があります。具体的には、アナログパッドによるアラウンドビュー専用、ダンジョンの全体マップを任意に開くシステム、アドホック通信によるプレイヤーデータの交換などがあります。また制服のデザインやゲーム内での敵キャラクターの魔法も異なり、プレイヤーにとって新たな挑戦を提供します。

学科の進化

『剣と魔法と学園モノ。3D』では、前作から継続する基本学科に加え、特化学科も用意されています。新しい学科には、白魔術師や黒魔術師、そして特殊な能力を持つ上級学科である殿様/姫、灰色魔術師などがあります。これにより、プレイヤーはさまざまなスタイルでゲームを進めることが可能です。

登場キャラクター

学園には多彩なキャラクターも登場します。たとえば、モミジというドワーフの保健室の先生や、エルフの魔術担当の先生であるルドベキア、そしてモーディアル学園に留学中の姫クシナなど、各キャラクターには独自のバックストーリーが設定されています。これらのキャラクターは、プレイヤーが学園生活を楽しむ上で、重要な役割を果たします。

結論

『剣と魔法と学園モノ。3D』は、魅力的なストーリー、アップグレードされたゲームシステム、豊富なキャラクターたちを通じて、プレイヤーに楽しい冒険を提供します。特に、多くの新機能と改良によって、快適なプレイが体験できることでしょう。いかにしてモーディアル学園での生活を楽しむかが、プレイヤーの大きな楽しみとなっています。

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