加島DJ

加島 DJ（かしま ディージェイ）

加島 DJは、2001年3月11日生まれの日本のラグビー選手です。本名は「加島 有盛デミトリスジェモール」。国内のトップリーグであるジャパンラグビーリーグワンに加盟する三菱重工相模原ダイナボアーズに所属しており、チームの戦力として期待されています。

プロフィール

神奈川県出身の加島選手は、フィールド上では主にウィング（WTB）のポジションを務めます。ウィングはトライゲッターとしての役割が大きく、スピードやアジリティが求められるポジションです。彼の体格は身長178センチメートル、体重87キログラムと、ウィングとしてはバランスの取れたフィジカルを持っています。また、国際舞台での経験も豊富で、7人制ラグビーの日本代表に選出された実績を持っています。これは、短時間で攻守が切り替わる7人制ラグビーで培われた高い判断力や、フィットネス、突破力が彼の強みであることを示唆しています。

経歴

加島選手のラグビーキャリアは、神奈川県の湘南工科大学附属高等学校で始まりました。高校卒業後、さらなるレベルアップを目指し、2019年に山梨学院大学へ進学。大学ラグビー部で中心選手として活躍し、頭角を現しました。大学でのプレーを通じてプロからの注目を集め、卒業を待たずして2023年1月には、ジャパンラグビーリーグワン所属の三菱重工相模原ダイナボアーズへアーリーエントリーでの加入が決定しました。大学を卒業したのは同年3月のことです。このアーリーエントリーは、彼が大学レベルですでにプロで通用するポテンシャルを持っていたことの証と言えるでしょう。

プロデビュー

プロ選手としての第一歩は、2023年5月3日に刻まれました。この日は、ジャパンラグビーリーグワンの2022-23シーズン第17節、カンファレンスAの試合が行われた日です。対戦相手は強豪のブレイブルーパス東京でした。加島選手は、この記念すべきリーグワン公式戦初出場を果たした試合で、いきなり先発メンバーとして出場。プロの舞台で自身のパフォーマンスを披露する機会を得ました。強豪相手に先発出場したことは、チームからの信頼の厚さを示しており、今後の彼のキャリアにおいて重要な一歩となりました。

今後の展望

若くして7人制日本代表に選ばれ、大学を経てプロの世界へ飛び込んだ加島DJ選手。スピードとフィジカルを兼ね備えたウィングとして、三菱重工相模原ダイナボアーズの攻撃の鍵を握る存在となることが期待されます。今後のリーグワンでの経験を積むことで、さらに選手として成長し、チームの勝利に貢献していく姿が注目されています。彼のダイナミックなプレーから目が離せません。

もう一度検索