加藤幸雄 (裁判官)

加藤幸雄

加藤幸雄（かとう ゆきお、1950年12月18日 - ）は、日本の裁判官、弁護士。

人物・経歴

加藤幸雄は、名古屋大学法学部を卒業後、名古屋大学大学院法学研究科を修了し、法学修士の学位を取得しました。1977年に名古屋地方裁判所判事補に任官し、裁判官としてのキャリアをスタートさせました。

その後、神戸地方裁判所姫路支部判事補、東京地方裁判所八王子支部判事補を経て、1986年に名古屋地方裁判所判事補に異動、同年判事に昇任しました。1989年には金沢地方裁判所判事に任命され、1992年からは司法研修所教官として後進の育成にも携わりました。

1996年には名古屋高等裁判所判事に就任、翌年には同裁判所事務局長を務めました。2001年には名古屋地方裁判所部総括判事に就任し、2007年には那覇家庭裁判所長に任命されました。その後、2008年に金沢地方裁判所長、2011年に名古屋家庭裁判所長を歴任し、2012年には再び名古屋高等裁判所部総括判事を務めました。2013年には名古屋地方裁判所長に就任するなど、要職を歴任しました。

裁判官退官後の2016年には、愛知県弁護士会に弁護士登録を行い、片岡法律事務所の客員弁護士として活動を始めました。2024年春の叙勲では、長年にわたる司法への貢献が認められ、瑞宝重光章を受章しました。

加藤幸雄は、裁判官として長年にわたり、数々の重要な裁判に携わり、司法の発展に貢献しました。また、弁護士としても、その豊富な経験と知識を活かし、多くの人々の権利擁護に尽力しています。彼の長年の功績は、日本の司法界において高く評価されています。

主な経歴

1977年：名古屋地方裁判所判事補
1980年：神戸地方裁判所姫路支部判事補
1983年：東京地方裁判所八王子支部判事補
1986年：名古屋地方裁判所判事補、名古屋地方裁判所判事
1989年：金沢地方裁判所判事
1992年：司法研修所教官
1996年：名古屋高等裁判所判事
1997年：名古屋高等裁判所事務局長
2001年：名古屋地方裁判所部総括判事
2007年：那覇家庭裁判所長
2008年：金沢地方裁判所長
2011年：名古屋家庭裁判所長
2012年：名古屋高等裁判所部総括判事
2013年：名古屋地方裁判所長
2016年：愛知県弁護士会弁護士登録、片岡法律事務所客員弁護士
2024年：瑞宝重光章受章

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