勝又悠

勝又悠（かつまた ゆう）

プロフィール

1981年7月18日生まれの日本の映画監督。神奈川県南足柄市出身。日本ジャーナリスト専門学校卒業。浅井企画と業務提携を結んでいます。

来歴と作風

勝又悠監督の作品の特徴は、女子高生をはじめとするティーンエイジャーを題材とした作品が多いことです。2007年の『青空夜空に星空』がエディロールビデオフェスティバルでグランプリを受賞したのを皮切りに、『春風桜色』『夏音風鈴』、『39ra☆愛キュン』など、数々の作品が長岡アジア映画祭、小田原映画祭、小津安二郎記念蓼科高原映画祭などの国内映画祭で入賞や上映を果たしました。

2008年以降は、ニッポンコネクション（ドイツ）、Japan cut（アメリカ）、香港アジア映画祭（香港）などの海外映画祭にも招待され、国際的な評価も高まっています。2010年には、円城寺あや、小林香菜（AKB48）主演の『はい!もしもし、大塚薬局ですが』を完成させ、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映された後、ドイツ、カナダ、イギリスの映画祭でも公式招待作品に選ばれました。また、短編映画『キミ/ハミング/コーヒー』は、ぴあフィルムフェスティバルに入選するなど、短編作品でも高い評価を得ています。

勝又監督の作品は、故郷である南足柄市で撮影されることが多く、地域への愛着が感じられます。また、2015年には南足柄市のふるさと大使に就任し、地域振興にも貢献しています。

勝又監督は、2011年のトークショーで「女子高生を描き続ける理由は？」という問いに対し、「頭の中に10代の女子が住んでいて、彼女が勝手に描いてしまう」と答えています。この言葉からも、ティーンエイジャーへの強い関心がうかがえます。

主な作品

長編映画

はい!もしもし、大塚薬局ですが（2010年）
オードリー（2011年）
See You（2012年）
月が綺麗ですね（2013年）
いつかの、玄関たちと、（2014年）
太陽の夜(2018年)
私たちは、(2019年)

短編映画

七夕哀歌（2004年）
青空夜空に星空（2005年）
春風桜色（2005年）
小田急内山線（2006年）
夏音風鈴（2006年）
39ra☆愛キュン（2007年）
キミ/ハミング/コーヒー（2009年）
ツンDE-Re:my heart（2009年）
繋ぐ、四月、（2010年）
愛すVS無（2010年）
ショートヘアーワルツ（2012年）
It's a small world（2012年）
制服哲学（2012年）
大雄山線に乗って（2013年）
放課後たち『Do you think about me?』（2013年）
ワールドオブザ体育館（2014年）
Only 4 You『ゆらい、ほしぼし、笑うまで』（2015年）
何の話をしているの？(2016年)

ドキュメンタリー映画

琉球 at the bord walk（2007年）
靡く、我々（2015年）

演劇作品

夜を、徘徊。(脚本・演出) 2018年
13月の女の子(脚本・演出) 2019年
海を視る、(脚本・演出) 2019年

ミュージッククリップ

LEGONIC TRAP「夢の絆」（2004年）
LEGONIC TRAP「STRAIGHT STORY」（2004年）
LEGONIC TRAP「ON YOUR MARK」（2004年）
内海利勝（元CAROL）「Rock'in Boogie」（2007年）
Volta masters「Just in love」（2008年）
THE ARIAKHAN「夢列車」（2008年）
NO NAME BAND「マジラブ」（2008年）
MIC BANK「情熱の楽園」（2009年）
NO NAME BAND「夢のカケラ」（2012年）
藍坊主「魔法以上が宿ってゆく」(2015年)
さくら学院「キラメキの雫」(2015年)
CLOW「スクロール」(2016年)
藍坊主「群青」(2017年)
藍坊主「ブラッドオレンジ」(2017年)
CLOW「さいごの航海」(2018年)
NORM「月の屋台」(2019年)

DVD作品

+plus「answer」（2009年）
第2回 RAGGA CUP GRAND CHAMPIONSHIP（2009年）

外部リンク

浅井企画
勝又悠公式blog「足柄 at the Bord Walk」
勝又悠（STROBO RUSH）on Twitter
日本映画専門サイトインタビュー
* INTROインタビュー

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