勝田台北

勝田台北（かつただいきた）

勝田台北は、千葉県八千代市の東部に位置する町名です。現行行政地名は勝田台北一丁目から三丁目で、郵便番号は276-0020です。

地理

勝田台北は、京成電鉄本線勝田台駅の北側に広がるエリアで、佐倉市との境界に位置しています。東は上高野・佐倉市井野、西は下市場、南は勝田台・勝田台南、北は村上南・村上と接しています。町域は、一丁目が約15.7ha、二丁目が約12.8ha、三丁目が約9.7haで、合計約38.2haとなっています。

町域内は、勝田台駅周辺に商業ビルなどが立ち並ぶほか、マンションやアパートが点在する戸建て住宅中心の住宅地となっています。一丁目の南には京成本線勝田台駅があり、三丁目には東葉高速鉄道東葉勝田台駅があります。また、一丁目を東西に国道296号（成田街道）が通っています。

歴史

勝田台北は、かつて千葉郡勝田村、印旛郡村上村、下市場村、上高野村の各一部に跨る農村部でした。当時は成田街道沿いにわずかな人家がある程度で、ほとんどが樹林地帯でした。大正時代に入ると、西部に少しずつ家が増え始め、南端には京成本線が開通しましたが、駅が設置されなかったため、市街化は進みませんでした。

昭和30年代になると、成田街道沿いに再び人家が増え始め、街道から北へ幹線道路が開通しました。また、現在の三丁目にあたる場所にも生活道路と家が増え始めました。1968年（昭和43年）の勝田台駅開設により、市街化が急速に進みました。北口は新設されなかったものの、現在の区画とほぼ同じ状態となり、台町自治会（西部）と栄町町会（東部）が発足しました。1996年（平成8年）には東葉高速鉄道が開通し、現在の形に至っています。

勝田台北は、台町自治会と栄町町会が管轄する区域とほぼ同じ範囲で成立した町です。1981年（昭和56年）以前から、八千代市は住居表示を実施すべき地域として指定していましたが、自治会との合意が得られず、実施が見送られていました。その後も、住居表示実施は議題に上がりましたが、隣接地域の土地区画整理事業や住民基本台帳の電算化などの影響で、長らく実現しませんでした。2009年（平成21年）に地域住民向けの説明会が行われ、2010年（平成22年）に台町自治会と栄町町会から住居表示実施の要望書が提出され、2011年（平成23年）に勝田台北として正式に発足しました。

町域の一部は、1993年（平成5年）から実施されている辺田前土地区画整理事業の区域に属しており、2009年（平成21年）に村上南四丁目19・20・21番地となりましたが、勝田台北の成立時に勝田台北二丁目となっています。

沿革

1993年（平成5年） - 現町域の一部で、辺田前土地区画整理事業が開始。
2009年（平成21年）
3月20日 - 辺田前土地区画整理事業区域が、町名地番整理により村上南四丁目となる。
12月 - 住居表示実施に関する住民説明会が開催される。
2010年（平成22年）3月4日 - 台町自治会と栄町町会が、八千代市に住居表示実施の要望書を提出。
2011年（平成23年）10月8日 - 住居表示を実施。大字村上、村上南四丁目、大字勝田、大字上高野の各一部、大字下市場の全域から、勝田台北一丁目から三丁目が成立。

交通

鉄道

京成本線：町域の南端を通り、境界に勝田台駅があります。
東葉高速鉄道：町域を南北に通り、一丁目に東葉勝田台駅があります。

道路

国道296号（成田街道）

世帯数と人口

2017年（平成29年）10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

世帯数：〇〇世帯
人口：〇〇人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです。

小学校：〇〇小学校
中学校：〇〇中学校

施設

みずほ銀行 勝田台支店
台町稲荷神社
台町公会堂
栄町公会堂
台町公園
栄町公園
黒沢池上公園
黒沢池上第三公園
沖塚前公園

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