勢藤優花

勢藤優花（せとう ゆうか）

勢藤優花は、1997年2月22日生まれ、北海道上川郡上川町出身の女子スキージャンプ選手です。幼稚園から中学校まで、同じくスキージャンプ選手である高梨沙羅と幼馴染でした。

経歴

旭川龍谷高等学校在学中の2014年12月、リレハンメル大会でスキージャンプ・ワールドカップに初出場を果たしました。続く札幌大会では22位に入り、初めてワールドカップポイントを獲得しました。2015年のノルディックスキージュニア世界選手権アルマトイ大会では、高梨沙羅がワールドカップ出場のため不在の中、日本のエースとして出場し、個人7位、女子団体3位のメンバーとして貢献しました。

しかし、同年のノルディック世界選手権では個人ノーマルヒルに出場したものの、31位で2本目に進むことはできませんでした。

2015年4月からは北海道メディカル・スポーツ専門学校に入学し、副校長の船木和喜の指導を受けています。2015/16シーズンは開幕戦から出場し、第7戦の蔵王大会で自己最高の5位入賞を果たしました。このシーズンの総合成績は、日本人選手の中で高梨沙羅、伊藤有希に次ぐ17位でした。

2016/17シーズンは、第18戦の平昌大会で5位入賞。世界選手権では個人ノーマルヒルで14位に入りました。ワールドカップ総合順位は前年を上回る12位となっています。

2017年3月に専門学校を卒業後は、北海道ハイテクアスリートクラブに所属しています。2017/18シーズンは、ワールドカップ総合13位、最終戦では自己最高の4位入賞を果たしました。平昌オリンピックでは個人17位という結果でした。

2018/19シーズンは、ワールドカップ総合22位、世界選手権は個人ノーマルヒル28位でした。

2019/20シーズンは、ワールドカップ総合18位となっています。

2020/21シーズンは、ワールドカップ総合30位、世界選手権は個人ノーマルヒル22位、女子団体では4位のメンバーとなりました。

2022年の北京オリンピックでは個人14位という成績でした。

主な競技成績

オリンピック

2018年平昌オリンピック（ 韓国）
個人ノーマルヒル 17位
2022年北京オリンピック（ 中国）
個人ノーマルヒル 14位

世界選手権

2015年ファールン大会（ スウェーデン）
個人ノーマルヒル 31位
2017年ラハティ大会（ フィンランド）
個人ノーマルヒル 14位
2019年ゼーフェルト大会（ オーストリア）
個人ノーマルヒル 28位
2021年オーベルストドルフ大会（ ドイツ）
個人ノーマルヒル 22位
団体ノーマルヒル 4位（伊藤有希、勢藤優花、丸山希、高梨沙羅）

ジュニア世界選手権

2015年アルマトイ大会（ カザフスタン）
個人 7位
団体 3位（丸山希、山田優梨菜、大井栞、勢藤優花）
2016年ルシュノヴ大会（ ルーマニア）
個人 5位
混合団体 6位（渡邉陽、伊藤将充、勢藤優花、小林陵侑）

ワールドカップ

初出場: 2014年12月5日 ノルウェー・リレハンメル大会 - 32位
最高順位: 2018年3月25日 ドイツ・オーベルストドルフ - 4位

サマーグランプリ

最高順位 4位

外部リンク

勢藤優花 - 国際スキー連盟のプロフィール
勢藤優花 - Olympedia

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