北井久美子

北井久美子のプロフィール

北井久美子（きたい くみこ）は日本の女性弁護士であり、厚生労働官僚でもあります。1952年10月29日に京都府で生まれ、名門・東京大学法学部を1976年に卒業しました。大学在学中に司法試験に合格し、同年4月に労働省に入省しました。

職業経歴

労働省に勤務しながら、雇用政策や雇用均等行政に関与し、男女雇用機会均等法やパートタイム労働法の改正等に尽力しました。彼女は職業安定局業務指導課や婦人局婦人政策課など、複数の部署で課長補佐を務め、その後様々な役職を歴任しました。滋賀県や静岡県に出向し、商工労働部職業安定課の課長や静岡県副知事として地域の労働問題にも取り組みました。

2005年8月には厚生労働省雇用均等・児童家庭局の局長に就任し、続いて2006年9月には中央労働委員会事務局長に就任。2007年8月には厚生労働省を退官します。その後、中央労働災害防止協会の専務理事や、複数企業の社外監査役を務めるなど、幅広い分野で活躍します。2012年には弁護士登録を果たし、2014年には自身の法律事務所を設立しました。

公的活動

公安委員会の委員としても長いキャリアを持ち、2012年10月には東京都公安委員会委員に就任。その後も再任を繰り返し、2019年には委員長に就任しました。2021年には委員長を退任し、その後も様々な役職を通じて公共の利益に貢献しています。

受賞歴

2022年には石油資源開発株式会社の社外取締役に就任し、同年11月には瑞宝中綬章を受賞しました。これは彼女の公的な活動や業績を称えるものであり、彼女の功績を広く認知された結果です。

結論

北井久美子は労働行政や公的活動を通じて、日本社会における法律や労働環境の改善に寄与し続けています。彼女のキャリアは、女性としての目標を持つ多くの人にとっての模範となるでしょう。彼女の業績は今後も多くの分野で影響を与え、さらなる公的貢献が期待されます。

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