北尾好孝

北尾好孝（きたお よしたか、1964年5月20日 - ）は、四国放送（JRT）の元アナウンサーです。東京都練馬区で生まれ、幼少期から大阪や広島で育ちました。広島県立福山誠之館高等学校を経て、大阪芸術大学芸術学部放送学科アナウンスメントコースを卒業後、1988年4月に四国放送に入社しました。

四国放送では、アナウンサーとしての活動に加え、ディレクター、報道記者、ラジオ制作局といった様々な部署を経験しました。アナウンサーとしては、ラジオ番組を中心に担当し、スポーツ中継などにも携わりました。また、報道記者としては、地域のニュースを幅広く取材し、県民に伝える役割を担いました。ラジオ制作局では、番組の企画・制作に携わり、ラジオ番組の魅力を最大限に引き出すための努力を重ねました。

人物

北尾好孝さんの弟は、和歌山放送アナウンサーの北尾博伸さんです。兄弟揃ってアナウンサーとして活躍していることは、放送業界でもよく知られています。

エピソード

北尾好孝さんは、テレビ朝日系列で放送されていた人気番組「さんまのナンでもダービー」に、四国放送代表として出場したことがあります。この番組は、全国の地方局のアナウンサーが様々な競技で競い合うというもので、北尾さんはマイクの形の円柱に抱きつく耐久戦に挑戦しました。しかし、競技開始直後のクレーン上昇にうまく対応できず、円柱に抱きつくことができないまま最下位という結果に終わってしまいました。このエピソードは、北尾さんのアナウンサー人生における珍しい出来事として、今でも語り継がれています。

過去の主な出演番組

COME ON デンリク（ラジオ）
山中賢次のウィークエンドベースボール（ラジオ）
野球・競輪などのスポーツ中継
さんまのナンでもダービー（テレビ朝日）

これらの番組を通じて、北尾好孝さんは四国放送のアナウンサーとして、地域に根ざした情報発信に貢献しました。現在は四国放送を退職されていますが、その功績は今もなお、多くの人々に記憶されています。

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