北山亭メンソーレのプロフィールと活動
基本情報
北山亭メンソーレ(ほくざんてい メンソーレ)は、1982年
3月8日生まれの
沖縄県国頭郡今帰仁村出身の
落語家です。本名は山城伸伍であり、彼は立川志の輔に弟子入りし、最初は「立川メンソーレ」の名で活動を始めました。
学生時代
彼は
沖縄県立北山高等学校を卒業後、
琉球大学工学部情報工学科に進学しました。在学中は落語研究会に入会し、最初はコントや漫才に取り組んでいましたが、次第に落語の世界に魅了されるようになりました。彼は「愚歌等 落生」という名前で数多くのネタを試しながら、演技力を高めていきました。
2004年の「第一回
全日本学生落語選手権・策伝大賞」では優勝を果たすなど、早くから実力を示しました。
大学を中退した彼は、
2004年4月に立川志の輔に入門しました。彼の師匠である志の輔の下で鍛錬を重ね、立川志の吉、志の八、志の春と共に4番目の弟子として活動を開始しました。特に沖縄公演には積極的に参加し、前座として経験を積んでいきました。しかし、2010年に彼は立川流を脱退し、故郷に戻る決断をしました。
沖縄での新たなスタート
沖縄に帰った後は、家業の菊栽培を手伝いながら、自身の落語活動や司会など多岐にわたって活動を行っていました。立川流を離れる際に「メンソーレ」と名乗る許可は得ていたものの、「立川」の名前を使うことができなかった彼は、沖縄で初めて参加した落語会の打ち上げで、「北山亭」という亭号が名付けられました。この名をもって新たなスタートを切ったのです。
公演活動
2012年2月からは、那覇市で毎月1回「わが街の落語会」を開催しています。地域に根ざした公演を行い、地元の人々との交流を深めつつ、落語の魅力を広めています。彼の公演は観客との距離が近く、非常に親しみやすいスタイルで、多くのファンを魅了しています。
メディア出演
また、ラジオ番組にも多数出演しています。特に「SPLASH!!!」や「ROK皿回しアワーてるてるソ→レ!」といったレギュラー番組では、明るいキャラクターと独特のトークでリスナーを楽しませています。また、ゲーム「
ブレイブダンジョン」ではナレーションも担当し、幅広いメディアで活躍中です。
彼のこれからの活動に是非注目してみてください。沖縄の文化を背負った
落語家として、地域の活性化にも貢献しています。