北山高与志

北山高与志について

北山高与志（きたやま たかよし）は、1978年10月13日生まれの日本のキックボクサーで、大阪府交野市出身です。本名は北山高与始（きたやま たかよし）で、キックボクシング界では「ドラゴンキラー」として知られています。これは、彼が所属チームであるチームドラゴンの選手たちとの対戦が非常に多く、その勝率を反映してつけられた異名です。現在は、本業に加えて、神戸市中央区にある特定非営利活動法人アイコラボレーション神戸で、車椅子を利用する人々と共にホームページ制作に従事しています。

来歴

彼のキックボクシングとの出会いは1994年、17歳の時に一燈園高校在学中にジムに入門したのが始まりです。その後、2000年には近畿大学に通いながら関西アマチュアSB選手権と全日本アマチュアSB選手権の両方で優勝を果たしました。2001年には就職のため、一時的にリングを離れました。

2003年に神戸のS.F.Kキックボクシングジムにコーチとして入門し、その同年の10月13日にプロデビューを果たしますが、初戦では1ラウンドTKO負けを喫しました。それでも、北山は挑戦を続け、2005年にはリングネームを本名の高与始から、高与志に改名します。

その後も彼の戦歴は続き、2007年にはJ-NETWORKウェルター級王座決定トーナメントに出場し、見事決勝に進出。3月21日には決勝戦で吉川英明を下し、J-NETWORKウェルター級王者の称号を獲得します。

2008年にはその王座を防衛し、2009年にWMAF世界ウェルター級タイトルマッチで水町浩に勝利し、世界王者の栄冠を手にしました。しかし、2010年には新日本キックボクシング協会の大会で藤田ゼンと対戦し、判定負け。この試合を機に、彼はS.F.Kキックボクシングジムを離れ、フリーランスの道を選びました。

2011年には、ビッグバン・統一への道のメインイベントで城戸康裕と対戦するも、判定負けを喫しています。

戦績と獲得タイトル

北山高与志は数多くのタイトルを獲得しています。アマチュア時代には、2000年に関西アマチュアSB選手権大会と全日本アマチュアSB選手権大会で優勝を果たしました。プロの世界でも、

• - 第3代J-NETWORKウェルター級王座（1度防衛）
• - 第2代WMAFウェルター級王座（保持中）

という素晴らしい戦績を持っています。

現在の活動

引退後も彼はキックボクシングから離れず、車椅子の方々とともにホームページを制作する活動に取り組んでいます。多様なバックグラウンドを持つ彼ですが、今後も挑戦を続ける姿勢には多くのファンの支持が寄せられています。

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