北方
バスターミナルは、
岐阜県本巣郡北方町に設置された重要な交通拠点です。このターミナルは、北方町が整備を行い、もともと「北方百年記念通り」バス停として機能していましたが、
2010年4月1日に新たに北方
バスターミナルとして運用されることとなりました。この新設は、地域住民にとって利便性の高い公共交通機関を提供することを目的としています。
過去には
名鉄揖斐線が存在していましたが、その
廃止に伴って、北方町の公共交通は主に岐阜バスに依存する形となりました。この状況を受け、北方町は公共交通機関のハブを整備することを決定し、新たな
バスターミナルの設置に至りました。これによって、岐阜バスの路線も再編され、ほとんどの路線が北方
バスターミナルを経由するようになりました。
施設内容
北方
バスターミナルには、2つの乗降場が設けられています。1番のりばは
岐阜市や瑞穂市方面へのアクセスを提供し、2番のりばは本巣市や
大野町方面へ向かうバスが発着します。加えて、ターミナル内には待合所、多目的トイレ、無料の駐輪所などの施設もあり、利用者の快適な移動をサポートしています。さらに、ターミナルの近隣には、役場前駐車場に設置された優先駐車スペースもあり、公共交通を利用する方々の利便性が一層向上しています。
このターミナルは、土地の整備に際し北方町が県営北方住宅の敷地の一部を
岐阜県から借り受けて利用しています。
2016年には新町庁舎が隣接地に完成し、周辺には北方町立図書館や生涯学習センター「きらり」も設けられ、地域での公共施設が集まっています。これにより、利用者は様々なサービスを一箇所で受けることが可能になっています。
乗り場案内
1番のりば
忠節橋経由で岐阜農林高校北から下尻毛、島消防署前、忠節、西野町、千手堂、徹明町、名鉄岐阜、JR岐阜へ
島大橋・大縄場大橋経由で曽我屋、大縄場大橋西、福祉センター保健所、千手堂、徹明町、名鉄岐阜、JR岐阜へ
河渡橋経由で高屋、鏡島精華3丁目、
岐阜市民病院、千手堂、徹明町、名鉄岐阜、JR岐阜、加納駅前、下川手へ
高屋を出発し、バロー穂積店、瑞穂市役所、
穂積駅を経由します
2番のりば
みどり公園、政田、黒野八幡町を経て
大野バスセンターへ
高砂町・
モレラ岐阜を経由し、糸貫公民館・モレラ南口、土貴野、黒野八幡町を訪れます
アピタ北方前から宗慶、しんせいほんの森、黒野八幡町を経て
大野バスセンター、さらにはイオンタウン本巣へ
岐阜農林高校前行きで芝原6丁目へ
また、本巣市営バス真桑線は火・木・土曜日に運行されており、地域の移動手段として利用されています。北方
バスターミナルは、地域住民にとって欠かせない存在として、日々多くの人々に利用されています。