北村彰基

北村 彰基（きたむら しょうき）

北村彰基は1997年3月28日に生まれた日本の男性プロレスラーです。プロレス総合学院の4期生として活動を始め、他団体でのデビューを果たした初の選手として知られています。彼のプロレスに対する情熱と努力は、多くのファンに支持されています。

経歴

岩手県立種市高等学校の海洋開発科を卒業した北村選手は、2017年4月にWRESTLE-1プロレス総合学院に入学しました。その年の10月には学院を卒業し、プロレスリングZERO1に入門します。初試合は2018年2月12日のプロレスリングZERO1新木場1stRING大会で行われた岩崎永遠選手との対戦で、デビューを果たしました。

デビュー戦後の同年5月23日には地元岩手県洋野町で凱旋興行を行い、波のある活躍を見せます。特に2018年9月23日の盛岡大会では、みちのくプロレスとの対抗戦で自らの力で初勝利を挙げました。

2020年3月1日には後楽園ホール大会で岩崎永遠選手と佐藤嗣崇選手とともに若手ユニット「New Spirits」を結成。8月2日には天下一Jr.決勝戦でエル・リンダマン選手を下し、初の優勝を手にしました。その後も活躍は続き、2021年7月には栃木プロレスに所属し、栃木に移住しました。

2022年10月19日には天下一Jr.決勝戦で高岩竜一選手に勝利し、2度目の優勝を狙います。そして、2023年3月1日には『ジュニア夢の祭典 〜ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023〜』に出場。しかし、その後2023年12月16日にはプロレスリングZERO1から無期限欠場が発表され、理由は本人の申し出によるものでした。

2024年2月23日には栃木プロレスの新春黄金シリーズ Vol2でリングに復帰し、プロレス先生としても活動を開始。新たな環境でも多岐にわたって活躍していますが、2024年4月28日の大会で負傷し、試合出場が見合わせとなります。さらに、5月から開幕した火祭り2024では動画撮影や編集を担当。2024年9月6日、オリオンスクエア大会で約4ヶ月ぶりにリング復帰を果たしました。

エピソード

北村選手の入場時には初代流星番長・星川尚浩から受け継いだ学ランを着用するスタイルが特徴です。彼の決め台詞は「これで決まりだ！」で、観客を盛り上げています。また酔っ払った際には、先輩の太嘉文選手を自身のインスタライブに出演させる一幕もあり、親しみやすさが光ります。プロレス総合学院の先輩である佐藤嗣崇選手とは仲が良く、共に切磋琢磨しています。

また、彼の師匠である大谷晋二郎の入場曲や得意技として顔面ウォッシュも継承しています。特に井坂レオ選手とは強い友情で結ばれ、赤と青のタッグチームとして多くの試合に出場。無期限欠場中には、井坂選手がメインイベントを務めることもありました。さらに、彼らはYouTubeチャンネル「アンタ達株式会社」も共同で運営しています。

得意技

北村選手の得意技には、晋道ニー・バットやジャーマンスープレックス、フィッシャーマンズスープレックス、スピアーなどがあります。これらの技は彼のトレーニングと経験に基づいたものであり、試合での彼の強みとなっています。

タイトル歴

その実績も素晴らしく、プロレスリングZERO1ではNWA世界＆インターナショナルジュニアヘビー級王座の第124代及び第24代王者の座を獲得。さらに天下一Jr.優勝は2020年と2022年の2度にわたり達成しています。

入場曲

彼の入場曲には「ハイティーン・ブギ」「男の勲章」「キャッチザレインボー 〜流星〜」が使われ、大谷晋二郎の時代の曲も取り入れられています。これらの楽曲は試合の雰囲気を盛り上げる重要な要素となっています。

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