栃木プロレス

栃木プロレスとは



栃木プロレスは、栃木県を中心に活動するプロレス団体です。2021年に、プロレスリングZERO1の大谷晋二郎選手の協力を得て、臼井伸太郎氏によって設立されました。地域密着型プロレス団体として、プロレスを通して栃木を盛り上げることを目指しています。

設立の背景



設立者である臼井伸太郎氏は、2014年からオリオンスクエアで開催しているプロレスイベント「ファイティング・ビアガーデン」の発起人です。新型コロナウイルス感染症の収束後、プロレスで栃木を元気づけたいという思いから、地域密着型のプロレス団体設立を構想しました。その際、親友であり「ファイティングビアガーデン」にも参戦していた大谷晋二郎選手に協力を要請。当時のZERO1も、親会社であるダイコーホールディングスグループの「地方にプロレス団体を造る」という構想と合致し、臼井氏が新たに設立したカミウトラストホールディングスが運営する形で栃木プロレスが設立されました。旗揚げ当初は、ZERO1の全選手が所属選手として参加していました。

栃木プロレスの位置づけ



栃木プロレスは、栃木県内で8番目のプロスポーツチームです。既存の7チームは、栃木SC、栃木シティFC、宇都宮ブレックス、宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼン、栃木ゴールデンブレーブス、H.C.栃木日光アイスバックスといった、サッカー、バスケットボール、自転車ロードレース、野球、アイスホッケーのチームです。栃木プロレスは、これらのチームと共に、栃木のスポーツ界を盛り上げる一翼を担っています。

ZERO1との関係



2025年2月、ZERO1が親会社の変更に伴い、栃木プロレスとは完全に別団体となりました。これにより、従来ダブル所属であった選手も栃木プロレス専属所属となりました。

理念



栃木プロレスの理念は、協力者である大谷晋二郎選手の思いを受け継いでいます。


歴史



  • - 2021年
- 6月3日：プロレスリングZERO1の大谷晋二郎選手の協力の下、臼井伸太郎氏が設立。
- 6月15日：オリオンスクエアで大谷選手による設立記者会見を開催。ZERO1所属選手による特別試合も行われました。
- 6月：ZERO1の合宿所が川崎市から宇都宮市に移転。若手選手も移住しました。
- 8月25日～27日：オリオンスクエアで旗揚げ3連戦を開催。
- 3月：大田原市立大田原中学校の立志式で、大谷選手らが講演と試合を実施。
- 4月3日：栃木県護国神社で奉納プロレスを開催。
  • - 2023年
- 6月12日：学校法人船田教育会との連携と協力に関する協定を締結。
- 6月18日：カンセキスタジアムとちぎで開催された栃木SCの試合開始前に、リング体験、プロレス教室、試合などを実施。
- 8月6日：ふるさと宮まつりでパレードしつつ試合をするパフォーマンスを実施。
- 1月1日：初の後楽園ホール大会を開催。ZERO1名義での興行でしたが、臼井氏が事実上栃木プロレス主催であることを示唆しました。
- 2月2日：大田原市立湯津上中学校の立志式で、北村彰基選手らが講演と試合を実施。
- 2月18日：不動力也選手が副社長に就任。
- 3月3日：後楽園ホールで栃木プロレス主催「ZERO1旗揚げ23周年記念大会」を開催。星野良選手が膝を負傷し、長期欠場となります。
- 12月12日：オリオンスクエア大会で、北村彰基選手が右膝を負傷。前十字靭帯損傷と診断され、長期欠場が濃厚に。
- 1月1日：後楽園ホールで開催予定の「謹賀新年＆大谷エイド～何度でも立ち上がれ～」で、星野良選手が復帰予定。
- 2月：ZERO1が新体制となるのに伴い、栃木プロレスと完全に別団体となる予定。

所属選手



所属選手には、ライセンスナンバーが付与されています。


レギュラー参戦選手




スタッフ




歴代所属選手




試合中継




外部リンク



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