北海道企業局

北海道企業局

北海道企業局は、北海道が設置する地方公営企業です。
1964年（昭和39年）4月に、北海道商工部（現在の経済部）が所管していた電気事業と工業用水道事業を、地方公営企業法に基づき新たに設置、移管されたのが始まりです。設立当初から、北海道の産業を支える重要な役割を担ってきました。

過去の事業

1967年（昭和42年）から1984年（昭和59年）にかけては、支笏湖畔有料道路の有料道路事業も行っていました。支笏湖周辺の観光開発に貢献しましたが、現在は事業を終了しています。
1969年（昭和44年）から1996年（平成8年）にかけては、苫小牧東部工業用地等の工業団地開発事業も手掛けていました。苫小牧地域の工業発展に寄与しましたが、こちらも現在は事業を終えています。

現在の主な事業

電気事業

主に水力発電によって電力を生成し、北海道電力へ卸供給しています。自然エネルギーを活用した電力供給は、環境負荷の低減にも貢献しています。

水力発電所

鷹泊発電管理事務所
夕張川発電管理事務所
清水沢発電事務所
これらの発電所では、長年にわたり安定した電力供給を続けています。それぞれの地域特性を活かした発電が行われています。

風力発電（過去）

かつては風力発電も行っていました。主に近隣の養護学校で使用されていましたが、2008年11月の落雷により設備が損傷、2009年6月に廃止されました。

工業用水道事業

工業用水道事業は、道内の工業地帯における工場の活動を支える重要な事業です。

下記の施設で工業用水道事業を行っており、工業地域内の工場などへ工業用水を供給しています。

室蘭地区工業用水道管理事務所
苫小牧地区工業用水道管理事務所
石狩湾新港地域工業用水道管理事務所
中沼浄水場

これらの施設を通じて、高品質な工業用水を安定的に供給することで、地域の産業発展に貢献しています。

事業所所在地

北海道企業局（本局） - 札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館
鷹泊発電管理事務所 - 深川市鷹泊2404番地先
夕張川発電管理事務所 - 夕張市沼の沢229
清水沢発電事務所 - 夕張市清水沢清栄町
室蘭地区工業用水道管理事務所 - 登別市川上町308-60
苫小牧地区工業用水道管理事務所 - 苫小牧市あけぼの町5丁目1-1
石狩湾新港地域工業用水道管理事務所 - 札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館
中沼浄水場 - 札幌市東区中沼町44-2

関連項目

滝の上発電所
地方公営企業
水力発電
風力発電
工業用水道
支笏湖畔有料道路
北海道庁

外部リンク

* 北海道企業局総務課ホームページ

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