北海道道10号千歳鵡川線

北海道道10号千歳鵡川線は、千歳市から勇払郡むかわ町に至る主要地方道です。

概要

この道道は、千歳市とむかわ町という、北海道内でも特色ある地域を結び、地域の経済活動や住民の生活を支える重要な役割を担っています。総延長は約45kmに及び、そのうち実際に車両が通行できる区間は約36kmです。残りの区間は重複区間として、他の道路と共有されています。

路線データ
起点：北海道千歳市本町2丁目（北海道道77号千歳インター線交点）
終点：北海道勇払郡むかわ町晴海（国道235号交点）
総延長：45.010 km
実延長：36.694 km
重用延長：8.316 km
道路管理者：空知総合振興局 札幌建設管理部 千歳出張所、胆振総合振興局 室蘭建設管理部 苫小牧出張所

歴史

北海道道10号千歳鵡川線は、1954年に21号として路線認定されました。その後、1993年には主要地方道に指定され、1994年に現在の路線番号である10号に変更されました。この路線の歴史は、地域の発展とともに変化してきた道のあり方を反映しています。

1954年（昭和29年）3月30日 - 21号として路線認定。
1993年（平成5年）5月11日 - 建設省から、道道千歳鵡川線が千歳鵡川線として主要地方道に指定。
1994年（平成6年）10月1日 - 路線番号を10号に変更。

路線状況

この路線は、一部区間で他の道路と重複しています。具体的には、以下の区間が重複区間として指定されています。

国道36号（千歳市本町2丁目〈起点〉 - 苫小牧市字美沢）
北海道道258号早来千歳線（千歳市平和）
北海道道235号上幌内早来停車場線（安平町早来大町 - 厚真町錦町）
国道234号（安平町早来大町 - 安平町東早来）

道路施設

沿線には、主要な橋梁や道の駅などの施設があります。これらの施設は、道路の安全性や利用者の利便性を向上させるために重要な役割を果たしています。

主な橋梁
美沢跨線橋（85 m、千歳線、苫小牧市美沢）
早来跨線橋（179 m、室蘭本線、安平町早来北町 - 安平町早来栄町）
本郷橋（58 m、知決辺川、厚真町本郷）
厚真大橋（125 m、厚真川、厚真町京町 - 厚真町新町）
道の駅
道の駅むかわ四季の館（むかわ町美幸3丁目3-1）

地理

北海道道10号千歳鵡川線は、以下の自治体を通過します。

石狩振興局
千歳市
胆振総合振興局
苫小牧市
勇払郡安平町
勇払郡厚真町
勇払郡むかわ町

交差する道路

この路線は、以下の道路と交差しています。

千歳市
国道36号上 - 本町2丁目（起点）
北海道道77号千歳インター線 - 本町2丁目（起点）
国道337号 日の出バイパス 新千歳空港IC - 平和
北海道道258号早来千歳線 - 平和
苫小牧市
国道36号 - 美沢
安平町
北海道道258号早来千歳線 - 早来富岡
北海道道235号上幌内早来停車場線 - 早来大町
国道234号 - 早来大町
国道234号 - 東早来
北海道道933号北進平取線 - 早来北進
厚真町
北海道道59号平取厚真線 - 錦町
北海道道235号上幌内早来停車場線 - 錦町
北海道道287号厚真浜厚真停車場線 - 新町
北海道道924号富野軽舞線 - 軽舞
むかわ町
北海道道983号米原田浦線 - 田浦
北海道道1046号鵡川厚真線 - 田浦
E63 日高自動車道 鵡川IC - 田浦
北海道道575号鵡川停車場線 - 末広2丁目
国道235号 - 晴海（終点）

沿線施設

沿線には、観光施設や公共施設、商業施設などが点在しています。これらの施設は、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても魅力的なスポットとなっています。

苫小牧市
ノーザンホースパーク
安平町
吉田牧場
鶴の湯温泉
安平町総合庁舎
ハマナスクラブ早来店
北海道銀行早来支店
セブン-イレブン安平早来店
苫小牧警察署早来駐在所
早来雪だるま郵便局
厚真町
あつまバス
こぶしの湯あつま
厚真高校
セイコーマート厚真店
胆振東部消防組合消防本部
苫小牧信用金庫厚真支店
苫小牧警察署厚真駐在所
厚真町役場
厚真郵便局
ハマナスクラブ厚真藤井店
軽舞郵便局
むかわ町
鵡川農業協同組合（JAむかわ）
* むかわ町役場

北海道道10号千歳鵡川線は、地域の発展とともに、これからも重要な役割を果たし続けるでしょう。

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