北海道道123号別海厚岸線

北海道道123号別海厚岸線は、北海道の雄大な自然を満喫できる主要地方道です。野付郡別海町を起点とし、厚岸郡厚岸町に至るこの道は、変化に富んだ景観が魅力です。

路線概要

起点: 北海道野付郡別海町別海（国道243号交点）
終点: 北海道厚岸郡厚岸町宮園町（国道44号交点）
総延長: 75.173 km
実延長: 30.418 km
重用延長: 0.905 km

歴史

この路線は、1982年（昭和57年）に道道1020号として認定されました。その後、周辺の道道からの昇格や編入を経て、1993年（平成5年）には主要地方道に指定。1994年（平成6年）に現在の路線番号123号に変更されました。

ルートの特徴

別海町内では、広大な酪農地帯を一直線に走る区間があり、北海道らしい風景が広がります。厚岸町に入ると、厚岸湾と厚岸湖を隔てる厚岸大橋を渡り、市街地と厚岸漁港を結びます。太平洋沿いの道は「北太平洋シーサイドライン」とも呼ばれ、交通量が少なく、快適なドライブを楽しめるワインディングロードが続きます。

別称

北太平洋シーサイドライン: 十勝の広尾町から根室市の納沙布岬まで、300キロ以上に及ぶ海沿いの道の総称。道道123号はその一部を担っています。
なぎさのドライブウェー: 浜中湾の砂浜海岸沿いに延びる約5kmの区間。美しい海岸線を間近に感じられます。

重複区間

北海道道449号別海浜中停車場線：野付郡別海町別海 - 厚岸郡浜中町浜中桜西
国道44号：厚岸郡浜中町浜中基線 地内
北海道道142号根室浜中釧路線：厚岸郡浜中町榊町 - 厚岸郡厚岸町宮園町

道路施設

トンネル: 散布トンネル（498 m）
海上橋: 厚岸大橋（456.5 m）
道の駅: 道の駅厚岸グルメパーク

周辺の地理

別海町から浜中町にかけては、根釧台地を縦断し、牧場や牧草地が広がります。浜中町から厚岸町にかけては、太平洋沿いの高台を走る変化に富んだ道となり、霧が発生しやすい地域でもあります。浜中町琵琶背の展望台からは、霧多布湿原や霧多布岬を一望できます。

通過する自治体

根室振興局
野付郡別海町
釧路総合振興局
厚岸郡浜中町
厚岸郡厚岸町

沿線施設

JR根室本線 浜中駅
霧多布湿原
北海道立霧多布高等学校
びわせ展望台
火散布沼
浜中町立散布中学校
藻散布沼
厚岸湖
厚岸郵便局
厚岸町役場

北海道道123号別海厚岸線は、ドライブやツーリングに最適なルートです。雄大な自然を満喫しながら、北海道の魅力を存分に味わってみてください。

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