北海道道732号上猿払浅茅野線

北海道道732号上猿払浅茅野線は、宗谷郡猿払村内を結ぶ一般道道です。

概要

この路線は、起点と終点付近を除き、大部分が未舗装路となっています。猿払川沿いの湿地帯を通過するため、降雨量が多い際には路面が冠水し、通行止めとなることがあります。そのため、道路脇には水深を測るための水深標が複数設置されています。また、冬期は通行止めとなります。
橋梁には、河川名と橋梁名が記載された大きめの表示板が設置されているのも特徴です。

路線データ

起点：北海道宗谷郡猿払村上猿払（北海道道84号豊富浜頓別線交点）
終点：北海道宗谷郡猿払村浅茅野（国道238号交点）
総延長：17.896 km
実延長：17.835 km
重用延長：0.061 km
未舗装延長：16.206 km
道路管理者：宗谷総合振興局 稚内建設管理部 事業課

歴史

1972年（昭和47年）2月4日：路線認定
上猿払と浅茅野の間は、1957年（昭和32年）3月31日に豊富浜頓別線の一部として認定されていました。その後、豊富浜頓別線の経路がクッチャロ湖（大沼）南岸経由に変更されたため、新たに上猿払浅茅野線が認定されました。
かつて起点付近には炭鉱集落が存在しましたが、1970年代初頭に消滅しています。

路線状況

冬期交通規制（通行止め）：猿払村上猿払1372番地先（ゲート、道道豊富浜頓別線交点〔起点〕） - 猿払村浅茅野336-11（ゲート）
区間延長：17.4 km

道路施設

主な橋梁：

石炭別橋（30 m、セキタンベツ川、猿払村上猿払）
丸山橋（30 m、猿払川、猿払村上猿払 - 猿払村浅茅野）

常設型ゲート：

ゲート（猿払村上猿払1372、起点付近）
ゲート（猿払村上猿払）
ゲート（猿払村浅茅野336-11）

地理

通過する自治体：宗谷総合振興局 宗谷郡猿払村

交差する道路：
猿払村
北海道道84号豊富浜頓別線 - 上猿払（起点）
国道238号 - 浅茅野（終点）

沿線にある施設など：
猿払村
ミズバショウ群生地

関連項目

北海道の道道一覧

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