北海道道836号島牧美利河線

北海道道836号島牧美利河線

北海道道836号島牧美利河線は、北海道島牧郡島牧村と瀬棚郡今金町を結ぶ一般道道です。総延長約37kmとして計画されましたが、島牧村字泊から今金町字美利河にかけての未開通区間の建設中止が決定し、現在は両町村内の既開通区間のみが供用されています。

概要

この路線は、島牧村の豊平を起点とし、今金町の美利河を終点とする計画でした。しかし、未開通区間の建設中止により、計画された全長の一部のみが実際に利用されています。

路線データ

起点：北海道島牧郡島牧村字豊平（国道229号交点）
終点：北海道瀬棚郡今金町字美利河（国道230号交点）
総延長：17.828 km
実延長：17.767 km
重用延長：0.061 km
未舗装延長：5.903 km
道路管理者：後志総合振興局 小樽建設管理部 蘭越出張所、渡島総合振興局 函館建設管理部 今金出張所

歴史

1974年（昭和49年）10月5日 - 路線認定
1974年（昭和49年）12月11日 - 島牧村字泊から今金町字美利河までの30.8 kmが開発道路に指定
1984年（昭和59年）12月18日 - 終点位置を変更、32.9 kmが開発道路となる
1985年（昭和60年）7月1日 - 今金町字美利河の2.4 kmについて工事完了、北海道へ移管
1990年（平成2年）10月1日 - 今金町字美利河の1.9 kmについて工事完了、北海道へ移管
1993年（平成5年）10月1日 - 島牧村字泊の3.2 kmについて工事完了、北海道へ移管
1998年（平成10年）4月1日 - 島牧村字泊の0.7 kmについて工事完了、北海道へ移管
2000年（平成12年）4月1日 - 今金町字美利河の1.8 kmについて工事完了、北海道へ移管
2003年（平成15年）4月1日 - 今金町字美利河の2.2 kmについて工事完了、北海道へ移管
2003年（平成15年）度 - 未開通区間の事業規模を見直し。河鹿トンネルのみ事業を行うことに決定
2004年（平成16年）6月3日 - 河鹿トンネル区間の1.8 kmを除き、未開通区間18.9 kmの開発道路指定を解除
2005年（平成17年）4月1日 - 河鹿トンネル完成に伴い、島牧村字泊の1.8 kmについて工事完了、北海道へ移管
2005年（平成17年）9月1日 - 河鹿トンネル開通、供用開始

路線状況

未開通区間：島牧村字泊 - 今金町字美利河（区間延長：18.9 km）
この区間は2003年度に事業中止が決定
冬期交通規制（通行止め）
今金町字美利河133-7地先 - 今金町字美利河62番1地先（島牧ゲート）：区間延長1.4 km
島牧村字泊451-1（ゲート） - 島牧村字大平山登山口（河鹿トンネル出口先）：区間延長4.7 km

道路施設

トンネル
河鹿トンネル（1,227 m、島牧村字大平）
主な橋梁
豊平橋（83 m、泊川、島牧村字豊平 - 島牧村字泊）
金山橋（220 m、泊川、島牧村字泊）
宮内橋（190 m、泊川、島牧村字泊）
島牧大橋（312 m、泊川、島牧村字泊）
ナガセ橋（305 m、泊川、島牧村字泊）
上利別橋（77 m、後志利別川、今金町字美利河）
中利別橋（86 m、国有林238林班、今金町字美利河）
利別橋（155 m、後志利別川、今金町字美利河）
忠志別橋（62 m、チュウシベツ川、今金町字美利河）
常設型ゲート
島牧ゲート（今金町字美利河62番1地先）
ゲート（島牧村字泊451-1）

地理

通過する自治体

後志総合振興局
島牧郡島牧村
檜山振興局
瀬棚郡今金町

交差する道路

島牧村
国道229号 - 字豊平（起点）
今金町
国道230号 - 字美利河（終点）

沿線にある施設など

島牧村
宮内温泉 - 字泊431
今金町
ピリカ湖
美利河ダム - 字美利河

関連項目

北海道の道道一覧

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