北設広域事務組合

北設広域事務組合について

北設広域事務組合は、愛知県北設楽郡に位置する設楽町、東栄町、豊根村、および長野県下伊那郡の根羽村によって設立された一部事務組合です。この組合は、地域住民の生活環境を守るため、環境衛生や福祉関連の業務を行っています。

所在地

組合の事務所は、愛知県北設楽郡設楽町津具字下川原5番地1に位置しています。そこで、総務係や介護保険係、環境衛生係、模範造林係が設置され、日々の業務を遂行しています。また、松戸クリーンセンターと中田クリーンセンターも運営しており、し尿処理や一般廃棄物の処理を担っています。

• - 松戸クリーンセンター：愛知県北設楽郡設楽町松戸字ワカドチ10-3
• - 中田クリーンセンター：愛知県北設楽郡東栄町大字振草字小林中田16

事務内容

北設広域事務組合は、次のような多岐にわたる業務を行っています:

• - し尿処理場の建設および維持管理
• - 一般廃棄物処理場の建設および維持管理
• - し尿およびごみの収集処理業務
• - 根羽村を除く模範造林地の維持管理
• - 介護保険法に基づく介護認定審査会の設置及び運営（根羽村を除く）
• - 障害者自立支援法に基づく市町村審査会の設置及び運営（根羽村を除く）

これらの業務は、地域社会の健康と福祉の向上を目的としており、組合は長年にわたり地域住民のために尽力しています。

組織構成

北設広域事務組合の組織は、組合議会と組合執行機関によって構成されています。議会の議員数は8人で、各町村から均等に選出されています。組合の執行機関では、管理者、副管理者、会計管理者、監査委員がそれぞれの役割を担い、組合運営に貢献しています。特に、管理者は協議の上、町村の長の中から選ばれる仕組みになっています。

沿革

この組合の歴史は1970年にさかのぼります。当初は「北設衛生処理組合」として設立され、以降数十年にわたり地域の環境衛生業務に従事してきました。1971年には初代のし尿処理施設が竣工し、その後も段階的に一般廃棄物処理施設が整備されました。2001年には組合名が「北設広域事務組合」に変更され、さらにさまざまな新しい業務が追加されました。特に、介護認定審査会業務の追加により、地域の高齢者福祉に寄与する機能も拡充されています。

まとめ

北設広域事務組合は、環境衛生と福祉に関連する多くの業務を通じて、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。地域のニーズに応じたサービスを提供しながら、持続可能な開発を目指して活動を展開している組合の重要性は、今後さらに高まることでしょう。

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