北長瀬駅

北長瀬駅について

北長瀬駅（きたながせえき）は岡山県岡山市北区の北長瀬表町二丁目に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）の山陽本線の駅です。この駅は、運転系統上で伯備線の列車も利用できる特異な役割を果たしています。駅番号は、山陽本線がJR-W02、伯備線がJR-V02です。

歴史

北長瀬駅は、2005年10月1日に、晴れの国おかやま国体の開催に合わせて新たに開業されました。この駅は、旧岡山操車場の跡地に設置されており、その名残を示す「岡山操車場跡之碑」が駅前にあります。1997年には、倉敷駅の北口で営業していたチボリ公園が当初この地に建設される計画があったものの、実現には至りませんでした。

年表のハイライト

• - 2005年: 山陽本線の新設駅として開業。
• - 2007年: ICカード「ICOCA」の使用が可能となり、簡易自動改札機が導入されました。
• - 2011年: 自動改札機がフルタイプに変更され、自動精算機が新設される。
• - 2014年: 上下ホームの幅が拡幅され、使用しやすさが向上。
• - 2016年: LED式発車表示が新設され、情報提供が充実。
• - 2020年: 駅ナンバリングが導入され、利用状況の明確化が図られる。
• - 2021年: 駅業務がJR西日本岡山メンテックからJR西日本中国交通サービスに移管。

駅構造

この駅は、相対式ホーム2面2線を持つ地上駅であり、橋上駅舎があります。分岐器や絶対信号機を有しないため、停留所として扱われます。駅の管理は岡山駅が行い、JR西日本中国交通サービスが業務を受託しています。また、みどりの券売機プラスが設置されており、ICOCAとの相互利用も可能です。 改札内には自動精算機、改札外にはICOCAの入金機が設置されています。

この駅舎は白を基調としたデザインで、近年開業した新駅の中でも特に豪華な作り。エレベーターや車椅子対応トイレが完備され、バリアフリー化にも配慮されています。

下りホームはカーブしているため、列車がホームに入る際には安全のための注意喚起が行われます。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は増加傾向にあり、利用の活発さがうかがえます。

駅周辺の施設

南口には岡山ドームがあり、さらに南には市民病院が設置されています。また、2024年にはみどりの窓口の営業が終了する計画です。北長瀬駅前には、大和リースが運営するショッピングセンター「ブランチ岡山北長瀬」があり、天満屋やマツモトキヨシなど diverse なテナントが入居しています。

西側にはジェームス西岡山店やザグザグ北長瀬店、さらには岡山市立市民病院や岡山西部総合公園があり、生活の利便性が高いエリアです。

バス路線

南口からは岡電バスの複数の路線が乗り入れており、アクセスも良好です。

まとめ

北長瀬駅は地域の交通の要所として重要な役割を果たしており、その歴史や構造は利用者にとっても特筆すべき点が多い駅です。今後の発展にも期待が寄せられています。

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