医務局

医務局は、医療・衛生に関する行政を担う機関です。ここでは、日本国内と海外の医務局について解説します。

陸軍省医務局は、1871年（明治4年）7月5日に創設された兵部省軍医寮を前身とします。森鷗外（本名：森林太郎）などが所属していました。詳細は陸軍省の項目を参照してください。

海軍省医務局の前身は海軍軍医寮です。詳細は海軍省の項目を参照してください。

文部省医務局は、文部省医務課が前身で、1873年（明治6年）に文部省医務局となりました。初代局長は相良知安、長与専斎などが務めました。1875年（明治8年）に内務省に移管され、内務省衛生局となりました。

警察予備隊医務局は、陸上自衛隊の前身である警察予備隊本部の組織の一部です。詳細は警察予備隊の項目を参照してください。

厚生省医務局は、医療に関する制度、国立医療機関の運営管理などを所管していました。1984年（昭和59年）6月30日の厚生省公衆衛生・環境衛生・医務局長連名通知「厚生省組織令等の一部を改正する政令の施行による厚生省の内部部局の再編について」に詳細が記されています。

アゼルバイジャン内務省医務局
ウズベキスタン内務省医務局
キルギス内務省医務局
タイ王国陸軍医務局

このように、医務局は各国において医療・衛生行政を担う重要な役割を果たしていました。

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