十和田観光電鉄八戸営業所

十和田観光電鉄八戸営業所について

十和田観光電鉄八戸営業所は、青森県八戸市に位置する十和田観光電鉄の重要な拠点です。八戸市を中心に、地域を結ぶ路線バスや高速バスを運行し、地域住民の生活を支えています。以下に、その詳細を解説します。

所在地

青森県八戸市江陽四丁目13-34に位置し、八戸市営バスの舟見町バス停からもアクセスしやすい場所にあります。

管理下にある案内所（車庫）

百石販売所（旧：百石案内所）：かつては車両配置の営業所でしたが、現在は車両は配置されていません。2013年にサークルK百石高校前店向かいに移転し、販売所として機能しています。
三沢案内所（三沢車庫・旧：三沢営業所）：三沢市に位置し、路線バスの拠点となっています。

所管路線

高速バスを除く路線バスは、2023年3月1日から交通系ICカード全国相互利用サービスに対応しており、自社導入のTowada SkyBlue Passのほか、八戸市営バスや南部バスが導入しているハチカも利用可能です。ただし、Towada SkyBlue Passとハチカの定期券および交通ポイントの相互利用はできません。

高速バス

うみねこ号：八戸 - 仙台間を結ぶ高速バスです。
三沢空港連絡バス：
往路：本八戸駅前 - 八戸中心街ターミナル（八日町） - ハイテクパーク入口 - 三沢駅 - 三沢市役所前 - 三沢空港
復路：三沢空港 - 三沢市役所前 - 三沢駅 - ハイテクパーク入口 - 本八戸駅前 - 八戸中心街ターミナル（八日町）

路線バス

十和田 - 八戸線（十和田八戸線・八戸線）

十和田市と八戸市を結ぶ主要路線で、三本木営業所と共同で運行しています。この路線は、以下の2つの経路で運行されています。

十和田八戸線：下田駅に寄らずにバイパスを直行するルートです。
八戸線：下田駅を経由するルートで、国、青森県、自治体の補助を受けて運行する地域間幹線系統です。

主な停留所は以下の通りです。

元町東 - 十和田市中央 - 一丁目 - 三本木営業所 - 折茂 - 六戸中央 - 阿光坊 -（おいらせ町役場前 - 下田駅前） - 下田公園入口 - イオンモール下田前（国道側） - 百石案内所 - 多賀台団地前 - 桔梗野 - 下長 - 内舟渡 - 八戸駅 - 内舟渡 - 八戸中心街ターミナル（八日町(2番)）/十一日町（ - ラピア - （十鉄）八戸営業所）

元町東 - 十和田市中央 - 一丁目 - 三本木営業所 - 折茂 - 六戸中央 - 阿光坊 -（おいらせ町役場前 - 下田駅前） - 下田公園入口 - イオンモール下田前（国道側） - 百石案内所 - 多賀台団地前 - 桔梗野 - 下長 - 内舟渡 - 八戸駅 - 内舟渡 - 八戸中心街ターミナル（八日町(2番)）/十一日町 - 八戸市民病院

特記事項

内舟渡 - 八戸駅間では、八戸市営バス・南部バスの停留所での乗降はできません。これは、これらの事業者が先に路線を持っていたためです。
八戸市内では、八戸方面行は八日町のターミナルに到着し、十和田市方面行は十一日町から出発します。
八戸圏域定住自立圏路線バス上限運賃化実証実験対象区間では、十鉄八戸営業所・八戸中心街ターミナル〜洗平相互間の運賃が初乗り150円、上限500円の5段階運賃制になっています。ただし、「八戸市内 - 市川高屋敷」相互間のみの利用については上限300円です。

沿革

19xx年：十和田 - 八戸線運行開始。
1995年：イオン下田ショッピングセンター開店に伴い、路線が変更。
2001年5月1日：下田駅経由の急行便を一般便に格下げ。
2002年4月1日：急行便をバイパス経由の一般便に格下げ。
2002年12月1日：八戸駅経由となる。
2007年10月1日：一部便の八戸側発着地を十鉄八戸営業所に変更。
2008年3月1日：旧十和田観光電鉄から新会社に事業譲渡、路線運行を新会社が継承。
2009年4月1日：停留所名称を一部変更。
2011年10月1日：「八戸圏域定住自立圏路線バス上限運賃化実証実験」開始。
2016年3月26日：十和田市側の起終点を元町東に変更。
2018年5月16日：平日の一部の便を八戸市立病院へ延伸。

廃止路線

過去には、以下の路線が運行されていましたが、現在は廃止されています。

八戸 - 浜市川 - 百石線
（急行）八戸 - 泊（六ヶ所村）線
三沢 - 八戸線（根岸経由・洋光台経由）
八戸 - 百石線
八戸 - イオン下田SC線（日曜・休日のみ運行）

運行受託

おいらせ町民バス南線：2022年4月1日の路線再編に伴い、2022年3月31日をもって廃止されました。

その他

2004年4月20日のダイヤ改正により、三沢 - 八戸線の直通便が大幅に減便され、その後2007年10月1日に直通便が全て廃止されました。八戸 - 三沢間を通しで利用する場合は、百石案内所での乗り換えが必要です。
バス路線ナンバリング制度に基づき、十和田市駅方面へはK、八戸中心街ターミナル方面へはC、ラピア方面へはPの表示がされています。

十和田観光電鉄八戸営業所は、地域住民の足として、これからも重要な役割を果たし続けます。

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