十島村立口之島学園

十島村立口之島学園

十島村立口之島学園（としまそんりつ くちのしまがくえん）は、鹿児島県鹿児島郡十島村の口之島にある村立の義務教育学校です。

概要

口之島学園は、トカラ列島の北部に位置する口之島に唯一存在する義務教育学校です。十島村の山海留学制度を実施しており、島外からの留学生を受け入れています。

以前は、中学校は県内の公立高等学校のうち全日制普通科に設定されている学区の制限を受けない中学校のひとつでした。

過疎化の影響により、児童・生徒数は減少傾向にあります。1958年には小学校に112名、中学校に32名が在籍していましたが、2022年には小学校6名、中学校4名となっています。

沿革

1874年（明治7年） - 私立学校として夜学が開設。
1930年（昭和5年）5月6日 - 十島村に小学校令が施行され、中之島尋常小学校口之島分教場を設置。
1931年（昭和6年） - 校舎を現在地へ移転。
1941年（昭和16年） - 国民学校令施行に伴い、中之島国民学校口之島分教場に改称。
1942年（昭和17年） - 中之島国民学校（現・十島村立中之島小中学校）から独立し、口之島国民学校となる。
1946年（昭和21年）2月2日 - 「二・二宣言」により口之島以南の区域がアメリカ合衆国統治下となる。
1948年（昭和23年） - 学制改革により口之島国民学校が口之島小学校に改称。同時に中学校を設置し口之島中学校となる。
1951年（昭和26年）10月 - ルース台風によりバラック教室が全壊。
1952年（昭和27年）2月4日 - トカラ列島が日本国へ復帰し、同時に十島村が発足。学校教育法が適用される。
2001年（平成13年） - 中学校校舎が新築移転。
2024年（令和6年）4月1日 - 十島村立小中併設校の義務教育学校への移行に伴い十島村立口之島学園となる。

通学区域

十島村口之島の全域

周辺

口之島郵便局

参考文献

十島村誌編集委員会『十島村誌』十島村、1995年。
十島村誌追録版編集委員会『十島村誌 追録版』十島村、2019年。

関連項目

鹿児島県小学校一覧
鹿児島県中学校一覧
日本の義務教育学校一覧

外部リンク

十島村立口之島小中学校公式サイト
十島村立口之島小中学校公式ブログ

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