千葉県立袖ケ浦特別支援学校

千葉県立袖ケ浦特別支援学校

千葉県立袖ケ浦特別支援学校は、千葉県千葉市緑区誉田町に所在する公立の特別支援学校です。主に肢体不自由のある児童・生徒を対象とした教育を行っています。

沿革

本校の歴史は、1967年にかつての君津郡袖ヶ浦町（現在の袖ケ浦市）において、肢体不自由のある子どもたちのための教育機関として、町立の小・中学校に特殊学級が開設されたことに始まります。

翌1968年4月1日には、千葉県立袖ヶ浦養護学校として正式に設置されました。そして、同年5月10日に行われた開校式をもって、この日が創立記念日と定められました。

1970年4月1日には、槇の実分校（現在の千葉県立槇の実特別支援学校）が設けられ、教育体制が拡充されます。

その後、1973年4月1日には高等部が設置され、小学部、中学部、高等部と一貫した教育課程が提供されるようになりました。

学校の所在地は1981年4月1日に大きく変わりました。袖ヶ浦町から現在の千葉市緑区誉田町へ移転したのです。この移転にもかかわらず、学校名は「袖ヶ浦」のまま変更されませんでした。これは、移転先の隣接地に千葉県千葉リハビリテーションセンターが開設されたことと関係があります。

1989年1月9日からは、千葉県こども病院に入院している子どもたち専門の院内学級として、教育活動を開始しました。

学校名については、特別支援教育制度への移行に伴い、2007年4月1日に現在の千葉県立袖ケ浦特別支援学校に改称されました。

創立からは半世紀を超え、2018年には創立50周年を迎えました。また、現在地である誉田への移転と千葉県千葉リハビリテーションセンターの開所からは40周年が経過し、2021年に記念の年を迎えました。

交通アクセス

学校へのアクセスは、京成バス千葉イーストを利用し、「リハビリセンター」終点停留所で下車するのが便利です。バス停からは徒歩およそ2分の距離にあります。

主な出身者

本校からは、社会の様々な分野で活躍する人材が輩出されています。主な出身者としては、政治家（参議院議員）であり、研究者（博士（学術）の学位を持つ）の天畠大輔氏や、ボッチャ日本代表選手としてリオデジャネイロ（2016年）、東京（2020年）、そしてパリ（2024年）と立て続けにパラリンピックに出場している廣瀬隆喜氏などがいます。

関連情報

学校の詳細については、千葉県立袖ケ浦特別支援学校の公式ウェブサイトをご覧ください。

（本記事は、学校の公式情報などを基に構成しています。）

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