千葉県道262号幕張八千代線

千葉県道262号幕張八千代線

千葉県道262号幕張八千代線は、千葉市花見川区幕張本郷二丁目を起点とし、八千代市大和田新田を終点とする、全長約5.2kmの主要地方道です。この道路は、京葉道路への接続路として重要な役割を担っており、多くの交通量があります。しかし、その一方で、沿線には住宅地が広がっており、歩道が整備されていない区間や、道幅が狭い箇所も存在しています。

路線概要

起点: 千葉市花見川区幕張本郷二丁目（国道14号交点）
終点: 八千代市大和田新田（「市役所入口」交差点、国道296号交点）
総延長: 5.223km
実延長: 5.223km

この路線は、八千代方面から京葉道路（武石インターチェンジ）への主要なアクセス道路であるため、交通量が非常に多いのが特徴です。しかし、特に八千代市内では住宅地を通過する区間が多いため、歩道がなかったり、狭かったりする箇所が多く、安全性の面で課題を抱えています。また、約900mの区間では、午前7時から午後7時までの一方通行規制が敷かれており、この時間帯に北方向へ向かうには迂回する必要があります。

路線状況と課題

交通量: 京葉道路へのアクセス路として交通量が多い。
歩道: 一部区間で歩道が未整備、または狭小。
一方通行規制: 一部区間で時間指定一方通行規制あり（7:00 - 19:00）。

これらの課題を解決するために、現在、道路の改良工事が進められています。特に、習志野市実籾と千葉市花見川区長作町にまたがる京成本線実籾第4号踏切道では、慢性的な渋滞が発生していましたが、2016年3月30日に立体交差化工事が完了し、渋滞緩和に貢献しています。

さらに、長作交差点から武石インターチェンジにかけての区間（都市計画道路 美浜長作町線）では、道路の線形改良および拡幅工事が計画されています。この工事は、用地買収が完了した箇所から順次進められており、2019年2月26日の都市計画変更によれば、2025年度以降の開通を予定しています。

重複区間

千葉県道57号千葉鎌ケ谷松戸線（起点 - 習志野市実籾、「実籾町三丁目」交差点）

通過する自治体

千葉県
千葉市（美浜区、花見川区）
習志野市
八千代市

交差する道路

国道14号（千葉市美浜区幕張西二丁目、起点）
E14 京葉道路（千葉市花見川区武石町、武石IC）
千葉県道57号千葉鎌ケ谷松戸線（習志野市実籾町三丁目、「実籾町3丁目」交差点）
千葉県道69号長沼船橋線（習志野市実籾町三丁目、「長作交差点」）
国道296号（八千代市大和田新田、「市役所入口」交差点、終点）

今後の展望

千葉県道262号幕張八千代線は、今後、立体交差化や拡幅工事によって、より安全で円滑な交通を確保できるようになると期待されます。特に、長作交差点から武石インターチェンジ間の拡幅工事は、交通容量の増加に大きく貢献するでしょう。

関連項目

* 千葉県の県道一覧

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