千葉県道48号八日市場野栄線

千葉県道48号八日市場野栄線について

千葉県道48号八日市場野栄線は、千葉県匝瑳市内を通る主要地方道です。この路線は、現道とバイパスの2つのルートで構成されており、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

現道は、匝瑳市下出羽の国道126号交差点を起点とし、匝瑳市野手浜の千葉県道30号飯岡一宮線（九十九里ビーチライン）交差点を終点としています。一方、バイパスは国道126号と国道296号の交差点（国道296号入口交差点）を起点とし、同じく野手浜方面へと続いています。

路線データ

歴史

• - 2002年3月25日：国道126号・国道296号の交差点からみどり平工業団地入口交差点までの区間が暫定開通。
• - 2010年3月26日：みどり平工業団地入口交差点から野栄中学校までの区間が開通。これにより、国道126号から野栄中学校前まで一本で通行可能となりました。

路線状況

野栄バイパス

現道には総武本線と平面交差する踏切があり、朝夕を中心に渋滞が発生していました。特に、大型車同士のすれ違いが困難で、歩道がないことも渋滞を悪化させる要因となっていました。この問題を解消するため、現道の西側にバイパスが建設されました。

2002年3月のバイパス開通後、踏切付近の渋滞は大幅に緩和されました。しかし、バイパス開通前から交通事故の懸念があった道ノ口交差点付近では、交通量の増加に伴い事故が多発したため、2007年2月に信号が設置されました。2010年3月には、バイパスが野栄中学校付近まで完成しています。

主要な交差点と接続道路

• - 国道126号・国道296号（匝瑳市八日市場イ、国道296号入口交差点）
• - 市道（勝又道路）（匝瑳市横須賀、道ノ口交差点）
• - 県道48号本線・県道48号バイパスの連絡線（匝瑳市高、みどり平工業団地入口交差点）
• - 市道（匝瑳市野手、野栄中学校前交差点）

バイパスの一部開通により、銚子連絡道路への誘導標識が設置され、海岸方面（県道30号）から県道48号に入り、県道30号との交差点を含め4つ目の信号からバイパスへ誘導されるようになっています。また、国道126号との交差点では、東金方面への案内がされています。

地理

通過する自治体

• - 千葉県
• - 匝瑳市

接続する主な道路・踏切

• - 国道126号（匝瑳市下出羽交差点、本線起点）
• - 東日本旅客鉄道総武本線（匝瑳市下出羽、九十九里街道踏切）
• - 銚子連絡道路（匝瑳市横須賀）
• - 県道48号本線・県道48号バイパスの連絡線（県道扱い）（匝瑳市高）
• - 千葉県道122号飯岡片貝線（匝瑳市野手）
• - 千葉県道30号飯岡一宮線（匝瑳市野手浜、終点）

名所・観光スポット

• - 本線: 野手浜
• - バイパス: 長徳寺、道の口沼

関連項目

• - 千葉県の県道一覧

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