半月堂駅

半月堂駅について

半月堂駅（パヌォルダンえき）は、大韓民国の大邱広域市中区に位置する鉄道駅で、大邱都市鉄道の1号線と2号線が接続しています。駅番号は1号線が130、2号線が230です。この駅名の由来は、かつて大邱に存在した最初のデパート「半月堂」から来ています。

駅の構造

交通の利便性を考慮し、半月堂駅は地下に設けられています。1号線では相対式ホームが2面、2号線では島式ホームが1面あり、両線ともに2線を有しています。1号線の改札口はホームの真上に1か所設けられていますが、ホームが相対式であるため、各ホームには分かれた改札口が存在します。2号線の改札は、2号線ホームの上かつ1号線の北端に設置されており、合計で2か所あります。

最初に開業された際にはホームドアはありませんでしたが、その後両線にホームドアが設置され、より安全に利用できる環境が整いました。

改札階は地下商店街と直結しており、出口は23か所と、韓国の駅の中でも最も多い数を誇っています。このため、周辺の商業施設へのアクセスも非常に便利です。

のりば

半月堂駅には、各のりばに特定の番号は付けられていませんが、両線が安全に運行されています。

利用状況

近年の乗車状況を見てみると、特に2号線の利用者が著しく増加しています。2003年10月20日までの約1ヶ月間は、1号線が中央路駅で発生した火災により運行を休止していました。そのため、利用客の多くは2号線側の出口を利用している傾向があります。現在では、2号線の駅の中で最も多くの乗客が利用しています。

駅周辺の施設

駅周辺には多くの施設が揃っています。例えば、国民年金管理公団や南門市場、南門治安センター、そして大邱メトロプラザなど、利便性の高い公共施設や商業施設が豊富に展開しています。また、教育機関や金融機関も近接しており、地域の拠点となっています。

歴史

半月堂駅の歴史は、1997年11月26日に1号線が開通したことから始まります。2005年10月18日には、2号線も開通し、乗客の利便がさらに向上しました。両線ともにホームドアの使用を開始したのは2009年3月のことで、安全面でも強化されました。

隣接する駅

大邱都市鉄道では、1号線の隣駅には明徳駅（129）と中央路駅（131）、2号線では青蘿の丘駅（229）と慶大病院駅（231）があります。

このように、半月堂駅は交通の要所としての役割だけでなく、周辺の商業施設や公共機関とのアクセスも非常に良く、多くの人々に利用されています。

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