青蘿の丘駅

青蘿の丘駅について

青蘿の丘駅（チョンナのおかえき）は、大韓民国の大邱広域市中区に位置する大邱交通公社（DTRO）の駅です。この駅は、2号線と3号線が交差する重要な交通拠点であり、それぞれの駅番号は2号線が229、3号線が329です。

駅の構造

青蘿の丘駅は、2号線が地下に位置する島式ホームを1面2線有する地下駅であり、一方で3号線は高架駅で相対式ホームを2面2線備えています。さらに、この2つの線路間のアクセスを助けるために、エスカレーターとエレベーターが設置されています。エスカレーターは全長57メートルで、韓国で最も長いものとなっており、ソウルの堂山駅の47メートルのエスカレーターを超えています。また、2号線と3号線の間には屋根のある連絡通路が設けられ、利用者が快適に移動できるよう配慮されています。

さらに、2号線の位置は半月堂駅と接続される1号線への接続線が設置されており、電車を特定の車両事業所へと回送するために利用されています。マークされたのりば番号は両線に存在しないため、乗降時には特に注意が必要です。

利用状況

青蘿の丘駅の利用者数は年々変化しており、最近の一日平均乗車人員を示すデータも蓄積されていますが、具体的な統計値は公開されておらず、駅の利用頻度は徐々に増加傾向にあるとのことです。他の大邱市内の駅同様、青蘿の丘駅は地元の住民や学生にとって重要な交通路となっています。

駅周辺の施設

青蘿の丘駅の周辺には多くの施設があり、地域の活性化に寄与しています。著名な施設には、大新119安全センターや大邱南山4洞郵便局、さらには教育機関として活躍する啓聖初等学校や大邱カトリック大学校などがあげられます。周辺の住民センターや学校の他にも、エルディスリージェントホテルや各種アパート群も近隣に存在し、利便性を高めています。このように多様な施設が揃っているため、通学や通勤だけでなく、買い物や観光にも利用される地域となっています。

歴史

青蘿の丘駅の歴史は、2000年に始まります。1月22日に発生した事故では、工事中の鉄板が崩れ、バスが巻き込まれ、乗客3名が亡くなるという悲劇的な出来事がありました。その後、2005年には2号線が開通し、駅としての役割を果たし始めました。2014年、駅名が西門市場駅から新南駅に改称され、さらには2015年には3号線も開通し、2号線との接続が実現しました。そして、2019年には現在の青蘿の丘駅に改称され、地域の交通インフラがさらに強化されました。

隣接駅

青蘿の丘駅には、周囲の駅と接続があり、2号線ではパンゴゲ駅と半月堂駅が、3号線では西門市場駅と南山駅が隣接しています。このように、多くの路線が交わることで、住民や観光客が簡単に目的地にアクセスできる環境が整っています。

青蘿の丘駅は大邱市の重要な交通の要所として活躍しており、今後もさらなる発展が期待されます。

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