半田畔

半田 畔（はんだ ほとり）

半田畔は、1993年生まれ、神奈川県逗子市出身の日本の小説家です。

経歴と活動

高校時代はゴルフに打ち込んでいましたが、全国大会での敗北をきっかけに、インドアな生活へと転向しました。この転換が、彼女の作家活動に繋がる原点になったのかもしれません。

2015年、半田畔は投稿作「風見夜子の死体見聞」で第三回富士見ラノベ文芸大賞《金賞》を受賞し、2016年に同作でデビューを果たしました。同年には一迅社文庫大賞で「海のユーユ」が《箕崎・七月賞》を受賞し、翌年にはこの作品を改題した『人魚に嘘はつけない』を刊行するなど、その才能を高く評価されています。

2021年からはシェアハウスでの生活を送り、創作活動のインスピレーションを得ています。

作品リスト

単行本

風見夜子の死体見聞（富士見L文庫、2016年）
人魚に嘘はつけない（一迅社、2017年）
とどけるひと――別れの手紙の郵便屋さん―― （富士見L文庫、2017年）
きみを忘れないための5つの思い出（集英社オレンジ文庫、2018年）
吉祥寺のパン兄弟 祖母が遺した焼き立てバタール（富士見L文庫、2018年）
ふたり住まい 親友の息子をやしなっています（一迅社 メゾン文庫、2018年）
怪異探偵の喰加味さんは悪意しか食べない（富士見L文庫、2019年）
群青ロードショー（集英社オレンジ文庫、2019年）
科学オタクと霊感女 -成仏までの方程式-（LINE文庫、2019年）
さよなら、君の贖罪（集英社オレンジ文庫、2020年）
ひまりの一打（集英社文庫、2021年）
マーディスト ―死刑囚・風見多鶴―（角川スニーカー文庫、2021年 - 2022年）
サマータイムレンダ2026 小説家・南雲竜之介の異聞百景（ジャンプ ジェイ ブックス、2022年）
幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか（角川スニーカー文庫、2024年）
執事の本棚は騒がしい 風見七士と数奇な図書館（富士見L文庫、2024年）

アンソロジー収録作品

「修羅場のエレベーター」 - 『5分で読める胸キュンなラストの物語』（集英社JUMP j BOOKS、2021年）
「グッド・ローカス」 - 『非接触の恋愛事情』（集英社文庫、2021年）

脚本

ボイスノベル『木更津さんの15秒』（peep、2019年）
シネマ小説『影菱日向の二重恋愛』（peep、2019年）
シネマコンテンツ『絶対服従-ヒプノシスドロップ-』（peep、2020年）

外部リンク

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